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同じ空の下 恋たちは

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同じ空の下 恋たちは

2 - 「 初恋が落ちたあと 」

♥

6

2025年12月27日

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失恋した

2人がこうなることなんて 、元からわかりきっていたはずだったのに

それでも胸がギュッと痛むのは 、なぜなんだろう

ベンチ に座る 親友と私の好きな人 。

彼女たちに笑みが溢れた時私はわかってしまった

” 告白が成功したんだな ” って

見ていられないのに 、目が離せなかった

彼女達がハグをしているのを見た時 、やっと 足が動いた

気づかれないよう顔を逸らし 、帰り道とは反対へと足を動かした

少し離れてからはひたすら走り続けていた

泣くつもりなんてなかったのに 。

走り出した途端 、涙が止まらなくなる

紗雪

はぁ … っ ( 息 切

校門前の影に隠れて 制服の裾で涙を拭う

静かな夕風が 、今日はやけに冷たかった

紗雪

… どうしてこんなに痛いの ( ぼそっ

つぶやく声は震えていて、胸の奥の重さは涙で少しも軽くならなかった。

わかりきっていたことでも辛いものにかわりはなかった

どのくらいの時間が経ったか 、あまりわからない

ふと足音がし 、顔を上げると知っている顔が見えた

黒夜

… お前こんなとこでなにしてんの ?

少し乱れた息 、驚いた顔

私を探していたみたいだった

紗雪

見ないでよ …

紗雪

泣いてるなんてみっともないでしょ

黒夜

見たんだからほっとけね ー って

そう言って彼は私の隣に腰を下ろす

いつもの無愛想さじゃなく、妙に静かで優しい気配だった。

黒夜

沈黙が続く 。

私を待っているのだろうか

黒夜

誰かと … 喧嘩したの ?

紗雪

… ちがう

そう言った瞬間抑えれたはずの涙が浮かぶ

そう言った瞬間抑えれたはずの涙が目に浮かび 、こぼれ落ちる

紗雪

ごめん … ( ぼそっ

慌てて隠そうとした

でも 、止められた

黒夜

ん 。 ( ハンカチ 出

黒夜

泣いてるの 、

黒夜

無理して隠す必要ね ー よ

その一言で胸の奥の堤防がまた崩れ 、また泣いてしまった

声を殺してなく私が見えないよう 、 彼は自分の上着を私に着せ 何も言わずに寄り添った

しばらくして 、私の呼吸が落ち着くと 、黒斗が静かに口を開いた。

黒夜

… 好きな人 、取られちゃった ?

図星すぎて 、言葉につまる

返事のしない 私の沈黙を 、彼は答えと受け取ったらしい

黒夜

… そっか

そう一言だけ呟いて前を向いた

そして少しの沈黙の後 、彼は続けた

黒夜

お前が他の男のせいで泣いてるの 、見たくないな

紗雪

なんで … ?

咄嗟に疑問で返してしまった

黒夜

なんでってそりゃ …

黒夜

好きだからだよ

紗雪

はっ …

胸が一気に熱くなる

驚きと、戸惑いと、泣き疲れた心にじわっと広がる温かさが同時に込み上げる

紗雪

そんな大事なこと … 今言う ? ( 泣

黒夜

今だから言うんだよ

黒夜

泣いてるお前 。ほっとけね ー し

不器用なりに真っ直ぐに伝えられた想いに頭が追いつかない

紗雪

私 … 今すぐ答え出せないよ ?

黒夜

いいよ 。俺 、待つから

即答された 。迷いもなしに

黒夜

でもさ 、

紗雪

なに 、?

恥ずかしさと嬉しさで目が合わせれず思わずそっぽをむく

黒夜

これからは俺の事も見てね

心臓が高鳴る 。鼓動がうるさい

失恋で終わる日だとおもっていたのに 。

そのすぐ隣 、もうすぐ消えそうな夕日を横目に 新しい恋が そっと息をし始めていた

𝐍𝐞𝐱𝐭 𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 ‪⇝‬ 「 甘い幸せ 」

同じ空の下 恋たちは

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コメント

4

ユーザー

昨日出せなかった分です 🙌🏻

ユーザー

やべ最近見れてなくて設定忘れちゃった☆

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