~路地通り~
猫船
猫船
猫船は四葉の後を追って 路地通りに来ていた。
猫船
入って行ったんだけど、)
猫船
渡せなかったら、
どうしよう…)
ゴンッ!
猫船
ゴンッゴンッ!!
猫船
変な音がする?)
近くの廃墟から 音が反響して聞こえている。
猫船
第41話
『予測不可能』
~廃墟2階~ 広場
ブンッ!
ブンッ!
ブンブンッ!
ガッ!
青影
現在、青影は 相手と近接戦になっていた。
だが、 攻撃がなかなか当たず 青影は苦戦している。
青影
素早くてついて
いけない。)
青影
止めないと厳しいな…)
ブンッ!
シュッ!
青影
敵は後方に飛び、 青影に小さなナイフを投げてくる!
青影は前方から 来たナイフを避けた。
シュッ!!
青影
青影は後方からのナイフに 気づき回避する。
青影
なんで後ろから…)
シュシュッ!!
シュッ!
シュシュッ!
青影
相手はナイフを 連続で投げてきた!
数が増えるほど、 ナイフはあらゆる方向から 青影を狙って飛んでくる!
青影
青影の肩に ナイフが掠る。
青影
ポワッ!
バンバンッ!
青影は避けながら銃を取り出し、 相手を狙って氷柱を撃つ。
相手はナイフを投げるのを 止め、氷柱を容易く避ける。
青影
当たらないよな…)
青影
青影
来るか予測が
全くできない。)
青影
別の方向から
飛んでくるし、)
青影
仕組みなんだ?)
敵はナイフを 再び取り出す。
青影
あの持ち方…)
シュシュッ!
青影
刃が相手に当たる
ように投げるよな?)
青影
反対の向きに
持って投げていたな。)
青影
当たるように
真っ直ぐ…。)
シュシュッ!
青影は 敵の手元を観察しながら ナイフを避ける。
すると、敵はたまに ナイフの刃の方を手に持ち、 真っ直ぐ投げている時があった。
青影
青影
青影
意味はなんだ?)
シュッ!!
青影
俺じゃない?)
青影は避けながら、 柄が先端の方向の ナイフの行先を確認する。
青影
すると、 それが壁に当たる直前、 壁に黄色の魔法陣が浮かぶ。
そして、魔法陣に当たると 跳ね返り青影の方へ飛んできた。
青影
そういう仕組みか。)
青影
近接戦か、最初から
既に周りに配置して、)
青影
魔法陣にぶつけて
反射させて誘導
してるのか。)
青影
反射すれば、
柄の方が先端になる。)
青影
逆に持って
投げる必要が…。)
シュシュッ!
青影
魔法陣の場所が
分かる。)
青影
魔法陣を破壊しよう。)
青影
避けるので
精一杯だからな。)
ポワッ!
青影は地面に 青色の魔法陣を展開した。
ゴポゴポッ!
魔法陣から勢いよく 水を湧き出て広場の 地面全体に広がる。
シュシュッ!!
ザバッ!!
地面の水が壁になり、 飛んできたナイフを防ぐ。
青影
バンバンッ!!
そして、青影は氷の弾で 魔法陣を破壊した。
シュシュッ!!
さっきと同じく、 ナイフを水の壁で防ぎ 氷の弾で魔法陣を狙い撃つ。
バンバンッ!
が、
カンッ!
青影
青影
氷の弾が魔法陣に当たる直前、 反射してしまい 破壊出来なかった。
青影
魔法陣を壊せないな。)
青影
きっと弾かれる。)
シュシュッ!
青影
青影は銃をしまう。
そして、 攻撃はせずに水の壁を 駆使してナイフを避ける。
シュシュッ!
シュッ!
シュシュシュッ!!
敵のナイフ攻撃は 次第に激しさを増す。
青影
覚えた。)
ザバッ!
しばらくした後、 青影の周りを囲むように テニスボールぐらいの水の球が 出現する。
パキパキッ!
そして、 氷の玉は氷柱に変化した。
シュシュッ!
青影は氷柱を 一斉に放った!
敵の方へ向かった氷柱は 避けられ当たらなかった。
だが、本当の 狙いは敵ではなかったようだ。
残りの氷柱は、 敵の魔法陣を破壊した。
青影
青影は攻撃を回避しながら、 魔法陣の場所を記憶していた。
そして、敵に攻撃する氷柱と 魔法陣を破壊する氷柱を 同時に放った。
青影
魔法陣を狙えば
弾が弾かれるが、)
青影
そっちに気がいく。)
青影
反射する余裕は
なかったみたいだな。)
チャポンッ!
青影
青影の方に 何かが投げられる。
青影
ボンッ!
青影が後方に下がった直前、 爆発し白いモヤが 広がった。
青影
青影
青影は銃を取り出し、 構える。
ガシッ!
青影
青影の握っていた 銃を敵は軽々と奪った。
そして、 銃口を青影に向け 引き金をひく。
カチッ
敵は銃の引き金を引いたが、 弾は発砲しなかった。
ブンッ!
ガッ!
その隙に 青影は相手に蹴りをいれた。
蹴りの一撃は 敵の顔部分に当たる。
ブンッ!
青影は体勢を立て直し、 敵に向かって拳を振るう!
カンッ!
青影
バコンッ!
敵に当たる直前、 拳は透明な壁に当たり、
青影は遠く飛ばされ 壁に激突した!
青影
青影
青影
反射したのか。)
青影
銃弾入れてなくて
良かった…)
青影
作れるから入れて
なかったんだよな。)
青影
あいつは?)
煙幕の煙が晴れつつあり、 周りが見える。
だが、 相手の姿はどこにもない…
青影
また見失った…)
青影
見えない…)
敵は青影の背後に 静かに立っている。
ブンッ!!
敵は青影にナイフを 振り下ろす!
パキパキッ!
それは、一瞬だった。
敵の全身が一気に凍り、 ナイフを振り下ろす手が 止められる。
ブンッ!!
ガッ!
青影は振り返り、 相手の腹部に蹴りを入れた。
ドコンッ!
敵は遠くに 飛ばされ、壁に 勢いよく激突した!
青影
青影は地面の水を見ていた。
水面は偶然にも鏡のようになり、 背後からの敵の姿を 視認することができたようだ。
青影
蹴りすぎたな…。)
敵はその場に 苦しそうにうずくまっついる。
青影は地面に 落ちた銃を拾い、敵に近づく。
そして、 銃口を敵の方に向ける。
青影
青影
魔法を使えば
すぐ撃てる。
敵はフードが外れており、 顔が確認できる。
青影
青影
青影
狙ってきたよな?
命令だからね。
青影
青影
言うはずないか…)
青影
猫船さんのスマホを
持ってるんだ?
青影
青影
どこにいるんだ?
居ないよ。
盗んで利用したんだ。
加えてない。
青影
僕の技術じゃ
殺せなかったね。
青影
大人しくしてろ。
青影
凍らせておくか。)
まだだよ。
青影
または僕と君が
死ぬか。
青影
青影
その選択肢だと
両方ともこいつが…)
ダッ!
青影
敵は青影の銃を掴み、 発砲をしないように 上に向けた。
青影
そして、 青影に近づき囁く。
僕を殺せばいい
だけだから。
青影
ブンッ!
青影の拳の攻撃を察知し、 敵は後ろに下がった!
青影
青影
つけられた!?)
青影の首には、 赤く点滅する円状の機械が ついている。
敵は上着ポケットを から何か取り出す。
それは何かの棒状の 握り部分があり、 頂点に赤いボタンの ようなものがあった。
青影
爆弾かっ!?)
敵はボタンの取っ手を握り、 親指を乗せ押そうとした。
青影
青影
押されるっ!!)
パキッ
青影君っ!?
青影
突然、左の方から 女性の声がした。
二人は驚き、 そちらへ自然と視線を向ける。
猫船
青影
青影
敵もまた驚いた 表情をしている。
青影
猫船
何してるの?






