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赤崎
黄神
赤崎
黄神
夏休みに入って数日後、僕は莉犬と2人でカフェに来ていた。
赤崎
黄神
赤崎
黄神
急にタメ語使いやがったし、と呟きながら、目の前のショートケーキに手を伸ばす莉犬。
赤崎
黄神
赤崎
う、、何でバレた、、、。
目を逸らしてタピオカを口に含み、僕は一言。
黄神
赤崎
歯切れの悪い返事にチラッと机に置いた莉犬のスマホに目をやる。
画面にはさとみくんとのトーク履歴があった。
黄神
赤崎
彼のその言葉の後。しばし沈黙。
赤崎
黄神
ガタンッ
突然の質問に立ち上がる僕。莉犬は一瞬驚いたものの、すぐに下を向いた。
黄神
赤崎
え、僕そんなに分かりやすかったの!!?
うっそ死にたい!!!
黄神
1度深呼吸をし、ゆっくりと椅子に座り直し絶望する。
黄神
赤崎
、、明らかに目が死んでいますが。
その言葉を何とか堪えながら僕のチーズケーキにフォークを突き刺した。
赤崎
ストローをクルクルいじりながらいつもの笑顔で微笑みかけてくる彼に僕の手は止まった。
黄神
赤崎
黄神
机をバシッと叩き彼を睨みつけ、周りもこれには一瞬ビックリしたのかこちらに視線が集まる。
黄神
赤崎
苦笑しながら莉犬は僕のケーキにさしっぱなしだったフォークに手を伸ばすのだった。
コメント
1件
フォロー失礼します🙇♀️🙏