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僕の次期彼氏って、、そんな。
ころちゃんは好きな人がいてですね?
僕の事は親友程度にしか思ってないですよ??
そんなことを説明すること10分。
何か聞いてるうちに莉犬の顔がキレかかってたけどもう気にしない。
赤崎
黄神
赤崎
全て知っているようにそう吐く彼に僕の頭の中は「?」でいっぱいだった。
黄神
赤崎
黄神
頬に手を当てると確かに熱い。
最近こういうこと増えてるけど何でだろう?
赤崎
自分から話を振ってきたくせに勝手に終わらせ、彼は立ち上がる。
黄神
赤崎
黄神
赤崎
「ちょっと難しいかな、、」と僕が返すとだよなって笑い返す彼。
赤崎
黄神
莉犬を見送った後、考えた。
僕ところちゃんが付き合う、、、
そんなこと、ありえないのに?
莉犬が抜いってったフォークを手に取り、今度こそチーズケーキを口に入れる。
その時青いブレスレットが揺れた。
黄神
それを見つめること数秒。
何もなかったかのように僕は黙々と食べ進める。
黄神
そう呟くと、自分の頬がさっきとは段違いに熱くなっていることに気づく。
左手で頬に触れ、目を逸らす。
黄神
とんでもない気持ちが垣間見えた気がしたが、何も考えずケーキを食べきり立ち上がる。
会計を終え、外に出ても僕の頬は真っ赤に染まったままだった。