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虚言ノ彼方【終?】

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虚言ノ彼方【終?】

12 - Episode twelve【色彩】

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2020年09月09日

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仮眠をしてからどのくらい時が過ぎたのだろうか

ある程度体の疲れが無くなったことを確認し次の部屋にとミシロはすすむ

ミシロ

この鍵は金色の鍵だ

ミシロ

残ってる扉は1つ

ミシロ

それも確か金色の扉だから

ミシロ

そこの鍵で間違いないと思う…

金の鍵を使い最後の扉を開ける

その先は以前にも見たような似た構造の屋敷の中にいた

ミシロ

またあの屋敷?

ミシロ

でもちょっと違う

ミシロ

探索していくしかないか…

ロビーを抜けるとその先に少し広い空間があった

そこには女神像とその前に座り女神像を描く影の存在があった

さらに良く辺りを見渡すと左右に1つずつ部屋があり

画家らしき影の近くには2階に続く階段が見て取れた

それらの部屋を探索する前にまずはその画家らしき人物に話を聞く

ミシロ

あ、あのー…

なんだ?

ミシロ

今何をしてらっしゃるのですか?

見りゃ分かるだろ?

目の前の女神像を描いてんだよ

俺の最期の作品に相応しいものにしたくてな

ミシロ

そうですか…

だが困っちまったことにな

各色が丁度切れちまってな

ミシロ

私でよければ持ってしましょうか?

そいつはありがてぇ!

足りない色は4色だ

【赤】【青】【緑】【黒】

この4色を持ってきて欲しい

ミシロ

それらの絵の具ってどこにあるか分かります?

丁度この部屋は4部屋なんだ

だから各部屋に1色ずつあると思うんだがな

どの部屋に何色があるかは忘れちまってな

ミシロ

分かりました

ミシロ

それじゃあその4色を見つけてきますね

助かるよ

ミシロ

(まずは何処から探そうかな…)

ミシロ

右から探していこうかな

右の部屋に入り辺りを見渡す

ミシロ

ミシロ

一本道の廊下だと思ったんだけど…

ミシロ

上に続く階段に下に続く階段もある

ミシロ

行く先が3つもあるの?

ミシロ

あ…壁になにか書いてある

進む未来は明るきもの だが時には1度立ち止まる 又は過去を見てみることも大事

ミシロ

ヒントかなにかなのかな?

ミシロ

とりあえずまっすぐ行ってみよう…

壁の文字を気にせずそのまままっすぐ歩きその先にある扉をくぐる

ミシロ

あれ?また同じ道?

ミシロ

じゃあ次は上に行こうかな…

上に続く階段を上るとまた同じ道に来てしまった

ミシロ

似てるだけなのかな?

ミシロ

じゃあ次は下ってみる…

来た道をもどると扉が現れその先に進むと最初入ってきた場所にと戻ってきてしまう

ミシロ

戻ってきた?

ミシロ

ここの壁の文字さっきと変わらないもんね

ミシロ

じゃあこの文字を解いていかないと…

ミシロ

進む未来は明るきもの
だが時には1度立ち止まる
又は過去を見てみることも大事

ミシロ

この文的には…

ミシロ

明るい道を通ることが大事みたい

ミシロ

確かにさっき最初に行った扉の近くにはあかりが灯ってた

ミシロ

じゃあその灯りを辿れば…

今度はその壁の文字のヒントを参考にして進んでみる

その文字通り進んでいくとある場所でひとつの扉に当たった

ミシロ

この扉の先に行けばいいのかな?

ミシロ

でもこの扉の周り明かりが灯っていない

ミシロ

でも道的にこの先にしか行けない…

ミシロ

いや…まだもうひとつ道がある

ミシロ

あの壁の文字は過去を見てみることも大事って書いてた

ミシロ

これって来た道を戻るってことにも捉えられるから…

ミシロはあえてその先の扉を開かず来た道をひとつ戻ることにした

すると今まで来たことの無い部屋にたどり着いた

ミシロ

ここがゴールなのかな?

ミシロ

部屋の中心に棚があるだけ…

ミシロ

なにかないかな……

ミシロ

あ!これって…

ミシロは緑色の液体が入った瓶を見つけそれを手に取る

ミシロ

これがあの画家さんの言ってた絵の具なのかな?

ミシロ

持っていけば分かるよね

その後その部屋を出るとまた最初来た時と同じ扉からでてきた

ミシロ

戻ってきたよね?

ミシロ

じゃあもうこの部屋に用はないから出ていいんだよね…

右の部屋を後にして手に入れた緑色の液体が入った瓶を画家に渡す

ミシロ

絵の具ってこれですか?

おぉ!それだよそれ!

まずは緑を見つけてくれたんだな

じゃあ残りの3つも期待して待ってるよ

ミシロ

分かりました

最後の扉の先はお使いを頼まれる部屋であった

だがしかし…そんなに甘いものではないことをすぐに思い知るのであった

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