ピッ…ピッ…ピッ…
いつも聞こえる、あの音。
アカ
この音、なんていう名前なんだろう。
アオ
なまえ…なんて、あるのかな
キイロ
分かんない。あったらいいね
ミドリ
別に、僕たちに関係ないんだから、知らなくて良いじゃないか
アオ
そーだね
私達は、[四つ]で[一つ]。
[創られた]頃から一緒にいるんだ。
アカ
{ますたー}、私に足りないものは何?
そんな私には、ある秘密があった。
それは…
???ますたー???
愛情…(ボソ
愛情が足りない事。
アカ
愛情…?
アカ
なんですか、それ
ある日、{ますたー}に訪ねた事。
私に足りないもの。
???ますたー???
…[ 愛情]っていうのはね、とっても悲しいものなの。
???ますたー???
だから、貴方は…アカは知らなくていい。
???ますたー???
…分かった?
私は、[愛情]がなにか分からなかった。
分からなかった、けど
アカ
(なんで〔{ますたー}は、こんなに悲しそうな顔をするんだろう)
{ますたー}が、辛そうな笑顔で笑っていたから。
私は…
アカ
(聞いちゃ駄目な事、だったのかな)
それからは、もう誰にも聞かなくなった。
私だけの秘密。
、、、でも
叶うならば…
アカ
[愛情]が欲しい