私は、星華。
恋人の天慈は外国へ行っていて年に1度しか会うことが出来ない。
その日はいつも……
七夕なのである。
今日は、天慈が外国に行くようになってから5回目の七夕だ。
星華
星華
天慈
天慈
天慈
星華
星華
星華
天慈
天慈
天慈
星華
それから20分程度話した
天慈
天慈
星華
星華
星華
通話
36:19
でも私は知らなかった
夜の8時
星華の母
星華
星華の母
母が私に見せたのは、
天慈の乗った航空機のTVの映像だった
なんと、突然雨雲が現れ、そのせいで機体の大切な部分が麻痺し、安全運転が出来ていないらしい。
このままだと、墜落はしないがエンジンが止まる恐れがあるらしい。
星華
『必ず帰るからな』
私は、天慈の言葉を信じたい……
だから
星華
星華の母
星華
私は叫ぶ
星華
星華
私は祈る
私の大切な人の為に……
星華の母
星華
天慈は、その1時間後に帰ってきた
天慈
星華
星華
星華
天慈
星華
私達はどちらからともなく抱きついた
そんな私達の上には……
綺麗な天の川が架かっていた
ああ、あの上では
織姫と彦星が今の私達のように、年に1度の逢瀬を楽しんでいるのだろうか。
ならば
私はその倍、天慈との再会を楽しんでやる!
❦ℯꫛᎴ❧