次の日
ガヤガヤ
史乃
絢香
絢香
史乃
史乃
絢香
絢香
絢香
雄也
絢香
絢香
絢香
雄也
絢香
雄也
雄也
絢香
雄也
絢香
雄也
雄也
絢香
絢香
雄也
絢香
雄也
雄也
絢香
雄也
絢香
絢香
雄也
絢香
雄也
雄也
絢香
雄也
絢香
雄也
雄也
雄也
絢香
雄也
雄也
雄也
絢香
雄也
絢香
絢香
絢香
絢香
絢香
雄也
ドンッ(絢香の肩を壁に…めんどくさいから以下略)
急ですがここからは少し絢香目線に変わります‼︎
ここの文字に書かれていることは絢香の考えてることになります!
雄也はいつもそうだ。
何かあるとすぐ探ってくる
それに助かることも多いけど…
今は別。
ドンッ(絢香の肩を…さっきと同じだから以下略)
私と史乃は小柄な方だから背の高い橘兄弟とは凸凹カップル
おかげさまで私は雄也と並んで歩くと周りからの視線が痛い。
え、妹?
みたいな
さっきからずっと雄也がなんか喋ってるけど一向に頭に入らない。
ただ私は…
雄也
え?
今見放された?
雄也
雄也
雄也
雄也
雄也
絢香
絢香
雄也
キーンコーンカーンコーン
絢香
絢香
絢香
絢香
絢香
雄也
絢香
絢香
絢香
雄也
雄也
雄也
雄也の冷たい声…
初めて聞いた。
いつも帰るときは笑顔で
じゃーな‼︎
って手振ってくれるのに…
しかも絢香じゃなくてセンパイって…
なんか頰に熱いものが伝った気がした。
目から溢れ出てくるソレは、止まることを知らないのかな
でも、今の私にはそんな余裕はない。
立っているだけで…雄也に言われたことを整理しようとするだけで…
いっぱいいっぱい。
ソレを拭う暇なんてどこにもあるわけないじゃん
その目から溢れ出てくるやつはアゴから床に落ちた。
コンクリの床に落ちたソレが広がっていく。
秋の風が吹いてきた。
私をもっと悲しみに陥れたいの?
でもその寒さがちょっと心地いいんだよな
そんなこと考えてる間にもソレは黒っぽいシミをコンクリの床に広げてく。
今までの思い出が脳内でリフレインしてる
告白されたときのこと…
一緒に海行ったこと…
めっちゃおっきいパフェ食べたこと…
一緒に服買いに行って…
ステーキ屋さん行ったら雄也がオムライス頼んでたこと…
友達がオムライス大好きなんだって嬉しそうに話してたな…
新年早々お年玉全部ゲームセンターで使ってたっけ…
喋り方オネエだって友達にいじられてたな…
泊まりに行ったホテルのバスローブが欲しいって騒いでたっけ…
思い出したらきりがない
思い出1つ思い出すたびに後悔と目から溢れ出てくるソレが止まらない。
ーセンパイー
とうとう今の記憶まで来ちゃった
ー絢香がそんなやつだと思わなかったー
そんなこと言わないでよ…
ーなんでそこで兄貴が出てくんだよ…‼︎‼︎ー
だって…
ー今度デートいけないかなってー
もっと上手に誘ってよ…
傷口に塩を塗ったみたいな痛みが胸全体に広がってる
心が耐えきれなくなってきたよ…
ちぎれそうで…何かにえぐられたような痛みが…
これが…失恋の痛みってやつなのかな…
気づけばコンクリの床に広がっていたシミはとても大きくなっていた。
目から止まることを知らずに溢れ出ているソレは脱水するんじゃないかってぐらい
ずっと止まらなかった。
ソレのおかげで視界がぼんやりしてる
少しずつ視界が狭くなっていって…
とうとう視界がなくなり、私は膝から崩れ落ちた。
やか…
やか…!
あやか…!
史乃
絢香
どうやら私は屋上で倒れてたらしい
絢香
史乃
史乃
絢香
史乃
史乃
史乃
手紙
変なとこで切ってすいません(>人<;)
長くなってしまったし…
次回も絢香目線でやります‼︎
もっと小説風にチャレンジ✨