白狐。
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花鳥風月
白狐。
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設定
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りうらくんとないこくんは近所設定で((((
白狐。
⚠あてんしょん⚠ "花鳥風月"の曲パロとなっております 微BL有 かなりの謎作品 地雷さんは回れ右
なんでも許せる方のみ!
白狐。
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桜の花びら舞う、いつもの帰り道。
りうらの前には、幼なじみのないくんの姿。
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そう言ってくるっと振り返るないくん。
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そう言った途端、頬が赤く染まっていくのが自分でも分かった。
…言っちゃった…ww
するとないくんはちょっぴり下を向いて、
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こう言ってくれた。
ないくんの顔は珍しく真っ赤で。
嬉しさが、込み上げてきた。
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りうらの言葉を遮るように、桜の花びらがぶわぁぁっと舞う。
あ、れ……??
────ガバッ
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胸の温かみが一気に冷めていく。
やっと、言えたと思ったのに。
まだ、言えてないままか…。
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3月9日には大きな丸が付けられている。
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ないくんは県外の大学へ、
りうらは地元の大学に行く。
だからもう、
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今日こそ、「好き」を伝えなきゃ。
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朝ごはんも食べたし、制服にも着替えて。
身支度もばっちり!
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ピーンポーン
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なんだか"卒業式"が強調されてる様に感じて。
ちょっとだけ、苦しくなる。
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ないくんと話しながら、沢山の事を思い出す。
ここでたくさん笑ったこと。
悩みを打ち明けたこと。
悔しくて一緒に泣いたこと。
何もかも、鮮明に思い出せる。
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そんな事を話している間でも、
「好き」を伝えなきゃ、っていう焦りが何処かにある。
ちょっぴり苦しい。
ないくんと最後になるかもしれない会話なのに。
こんなに焦りながら話さなきゃいけないなんてね、…
ないくんと出会ってなかったら、絶対こんな気持ちにはならなかったはずだけど。
苦しい思いをしなかったと思うけど…っ、
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「いつか」「また」
なんか…嫌だ。
ないくんの事が好きなのに。
離れなきゃ、いけなくなるなんて、…。
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そう言って桜を見上げるないくん。
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こんなことないくんに言えるはずも無いけど。
小さい声で、ボソッと呟いた。
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桜の花びらが舞ってて。
春風も心地よく吹いてて。
ないくんがいなくなっても、この景色は見れるけど、っ──────
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卒業式が終わり、
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入学と卒業シーズンは変わってない景色だけど。
もう1ヶ月くらい経てば、ないくんがいなくなる。
ただそれだけ。
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それを「正しい」って言ってくれ無かっただけ、良いのかな。
自分が苦しいのは1番分かってる。
だけど伝えたくて、!
この桜が散ったら、もうないくんには会えなくなる。
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輝くないくんの笑顔。
また、寂しくなっちゃうじゃん…!
やめてよっ、
いつだって、言えると思ってたから。
でもいざ言うとなると、こんなにも、緊張するなんて…
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ぶわっと舞う桜の花びら。
ないくんの透き通る桃色の瞳を見つめて。
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白狐。
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白狐。
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白狐。
白狐。
白狐。
コメント
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ぎゃぁぁぁぁぁぁッ() 僕!赤組も好きなんだよ!((全部好きやん もう絶対小さい時から両想いのパタァァァァァン ……今日テンションおかしいなw