みんなの会話は止まらない。
その会話に俺はいない。
みんなの話しているところを見ると
自分なんかいなくても変わらないんだと
痛感してしまう。
紫
黄
桃
どうしよう
何も聞いてなかった
何も分からない
みんなの話してた内容も
さっきまでの話し方も
全部
全部
忘れてしまった。
桃
とりあえず
こんな時は、いいねと言えばなんとでもなる
赫
紫
蒼
少し寝たのだろうか。
髪の毛がぺったんこだ。
そんな所を気にしない彼を
不覚にも少し可愛いと思ってしまう。
橙
蒼
桃
(ぴかっ)
˚⋆⚡︎ .
(ゴロゴロ)
橙
橙
紫
紫
赫
紫
赫
紫
赫
紫
桃
桃
桃
赫
赫
赫
桃
黄
桃
黄
あの二人がゲームをするらしい。
2人がゲームをすれば
もう無双状態である。
蒼
蒼
赫
蒼
紫
橙
橙
紫
紫
桃
黄
蒼
蒼
赫
紫
橙
ふたりが居なくなると部屋には
2人のするゲーム音かだけがなっていた。
時々、外からは大きな雷の音が聞こえる。
2人に行かせてしまった自分を不甲斐なく思った。
蒼
赫
蒼
赫
赫
赫
赫
蒼
赫
赫
こよ部屋は割と涼しいはずだ。
その状態からもっと冷やすとなれば
体調が悪化する可能性がある。
だから、俺は2度だけ下げた。
赫
蒼
ズキッ
頭に痛みがはしる。
その痛みは今までで1番痛いと言ってもおかしくないほどだ。
頭痛薬は無い。
目の前には苦しむころちゃんがいる。
きっと皆が優先するのはころちゃんだ。
俺もコロちゃんを優先しなければならない。
だから俺はころちゃんの隣にずっと居た。
隣にいるだけで特に何かすることはない。
だからだろうか、
瞼がだんだんと下がってきて
いつの間にかに夢の中に入ってしまった。
紫
紫
赫
赫
紫
紫
赫
紫
紫
紫
紫
赫
赫
紫
紫
赫
紫
紫
紫
赫
紫
紫
赫
紫
紫
紫
彼は、俺の頭を撫でている。
いつもなら恥ずかしいものなのに
今日だけは少しだけ嬉しく感じた。
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