りょう
こんばんは!
りょう
今日は、家に友達が来るので、あまり長くはないと思います。
りょう
では、行ってらっしゃい!
なんで弟のころんにはできてあんたにはできないの?
どうして、さとみは
できないの。
さとみ
もう、とっくに知ってるよ。
さとみ
ころんより俺ができないのは知ってるよ。
さとみ
だから、だからもう。
___比べないで。
いや、くらべんな。
俺をほっといてよ、言われるたび、比べられるたびに、俺の左側が痛いんだ。
悲しくて、苦しくて、でも俺の中には怒ってる感情もあって。
もう、どうしたらいいのか、わかんないよ。
おねがいだから、その言葉が俺にはナイフよりも痛いんだ。
俺は、笑えてるかな。
みんなと、ころんと同じように見えてるかな。
ころんにはできてあんたにはできない。
分かってるから、もうわかってるよ。
大丈夫。笑えばどうにかなるから。
でも、疲れてきちゃった。
アルファベットのA~Gまでのどの選択肢を選んだって、みんなは俺に『失敗』のレッテルを張る。
認められたい。なんて、思うから痛いのかな。
あーあ。また、けがしちゃった。
痛いの痛いの飛んでいけ!
さとみ
なに、それ
おまじないだよ!
痛みが引いていくでしょ?
さとみ
確かに、そうかも!
ニコ
痛いの痛いの飛んでけって、何度言っても意味なくて。
痛みなんか消えずに、それどころかどんどん俺を蝕んでいく。
苦しくて、もう希望がないな。
もう、痛くないのに、どうして涙が止まらないの?
認められない俺なんて、弱い俺なんて、生きててもしょうがないじゃんか。
俺自身に、とどめさせたらどれだけ楽だろう。
さとみ
もう、くらべられるのは嫌だ!
さとみ
俺の、したいこと、考えをバカにされる人生なんだって知ってるから。
さとみ
俺は、ころんみたいになりたかったよ。
諦めたよ、もう。
楽になりたい。
サヨウナラ。
さとみ
俺、浮いてる。これで、やっと。
ころん
さとみくん!
ころん
グググッ,,,,何、してるんだよ
さとみ
離せよ、
ころん
や、だ。
ころん
僕は、さとみ君が羨ましかった!
ころん
頭が良くて、かっこよくて、自慢のお兄ちゃんだったよ!
さとみ
っ!
ころん
さとみ君はさとみ君で、僕は僕なんだから、
ころん
生きてよ。
そんな顔すんなよ。
ほっといて、なんて言えないじゃんか。
ころん、ありがとう。
もう少し生きてみるよ。
りょう
どうだった?
りょう
なんかもう鈍りすぎてヤバイ、
りょう
この話で、100話目です!ありがとう!