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いつも誰かと自分を比較してしまう。
誰かと自分を比較し、高め合うようなポジティブなものではない。
誰かと自分を比較し、自己嫌悪に飲まれるネガティブな比較だ。
本当はそんなことしたくない。
けれど、そんな思いの裏腹で他者比較を続けるもう1人の自分がいる
毎日、ひとつ、ふたつ、と自分の劣っている要素を感じてしまう。
なんとなく差を感じて、生きていた。
けどあの子に、皆に追いつこうといつでも背伸びしていた。
A B C D E F G
どの選択肢を選んでも上手くいくことは無く、
なかなか自分を受け入れられないだけではなく、
あの子のようにもなれない自分に希死念慮すら抱き始めた。
「痛いの痛いの飛んでけ」って思っても意味ないことが頭によぎる。
自分にトドメを刺して死ねたらどれだけらくだろう。
けど、まだ未来と自分に、少しばかりでも希望を抱いているから死ねない。
捨てられたいな
”くらべられっ子”
とっくに知ってるよ。
だからもう諦めた
澪(れい)
そう声に出した
そんな中、ちょっとだけ少しだけど
ありのままの自分で向き合っていた
けど
V W & X Y Z
どのチームに属してみても失敗ばかり目立ってしまう
澪(れい)
心にぽっかりと穴が空いたような感覚を感じた。
そんな自分とは対照的なあの子を思い浮かべる。
ふと見上げると、あの子は生き生きと毎日を生きていた
見つめられないぐらい、輝いていた。
眩し過ぎるわ
”くらべられっ子”
それでも生きてるよ
大した結果も出せないのに図々しく生きてるよ
澪(れい)
再び声に出した。そして瞳を閉じる。
これで、全部終わりだね。
平行線から交わって、ほら全部外側に置いて行ってみよう
無理だよ__
やっぱり、自分への悔しさと淡い未来への期待があるから
自分はいつも勝手に自分自身を
周りのものさし
で測って決めつけていた。
また、何度比べたって
ネガティブというフィルターを外して、もう一度自分を受け入れたい。
moka
moka
moka
moka
moka
moka
moka