ある1枚のハガキが届いた
そのハガキには 2人が笑顔の写真がある
息が詰まった
好きだったはずの2人…
始まりはこれだった
由里
玲奈!クラス表どうだった?
玲奈
離れちゃったよ!
由里
そっかぁ…残念!だけどお昼とかは一緒に食べようね!
玲奈
もちろん!
もし私が貴女と同じクラスだったら 何か変わってたのかな
由里
玲奈ぁ!
佑真
お!玲奈のお友達?
第一印象は カッコいい…これだった
玲奈
あ!ごめん!
じゃあ食べに行こう!
じゃあ食べに行こう!
由里
そ、そんな事より…
あの男の人誰?
あの男の人誰?
玲奈
ん?佑真君の事?
もしかして一目惚れ?
もしかして一目惚れ?
由里
そ、そう言う事ではないけど…
君とは違うクラスでも、 よく話したりする仲になった
君と話すだけで楽しい… 君と話すだけで嬉しい…
ただそれはいつか 崩れるものだった
佑真
由良さ…玲奈のタイプ知ってる?
由里
え…
今の言葉が嘘であってくれ そう思った
泣きたかった 苦しかった 悲しかった 虚しかった
気づいたら ハガキを前に泣いていた
もしかすると私は今でもこの 失恋を引きずっているかもしれない
もしタイムスリップがあるのなら
私は高校生の頃に戻りたい