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、、ううん、少し感じていた。
莉犬くんはさとみくんの事が好きなのでは、、、と。
でも流石にないかなって思いなおした。
莉犬くん、さとみくんに対しては少し冷たい感じもするし。
ジェルくんが俺に向けてる視線、
ころんがるぅとくんに向けてる視線。
それとは少し違った気がするから。
まぁるぅとくんみたいに勘は鋭くないし、
ころんみたいに感情を読めたりしないから一概にそうとは言えないけど、、、
橙樹
紫央
ハッと我に返り、声のする方へ目を向けた。
紫央
橙樹
学級委員ってジェルくんもじゃ?
そうのどから出かけて飲み込んだ。
、、、そういえば号令が最悪だったんだっけ。
遠井さんは飛び火を食らったっていうのに2人の仕事のうち9割を頑張ってるのが凄いって思ったんだ。
紫央
未だに持っていたバッグに手を入れ、箱を取り出そうとする
紫央
橙樹
心臓が飛び跳ねる。胸が痛い。
、、、大丈夫。ただ渡すだけ。
それに、ジェルくんは俺の事好きなんでしょ?
そしたら喜んでくれるはず__。
ふと、思考が止まる。
、、、あれ?
ジェルくんの気持ちが変わったかもしれないじゃん。
俺は人の気持ちにも気づけない最低人間なんだから。
手が震える。
ジェル君の告白だって保留にしたままで、、、。
何で、そんな?
【俺の事好き】だなんて自意識過剰すぎる。
俺よりもいい人はいっぱいいるじゃん。
それに俺も彼も男で。
遠井さんみたいな綺麗な人が彼と結ばれるべきじゃ?
ゆっくりと彼の瞳をのぞき込む。
彼はずっと俺に微笑んでいて。
だからこそ、俺の汚さに反吐が出る。
紫央
違う、そんなんじゃない。
遠井さんの方がいいはずなんて、今まで頭をよぎったりはしなかった。
男だからって、彼の好意を否定する気なんて1ミリたりともなかった。
紫央
、、、そうなのかもしれない。
ただプレゼントを渡すだけ。
誕生日を祝うだけ。
それだけなのに、、、怖いだなんて。
自分の甘さが全面に出ているのかな。
、、、それとも。
『当たり前やろ、なーくんは頑張ったんやから』
君があんなこと言ったせいで。
、、顔が熱くなる。
こんなにも、
、、こんなにも。
ジェルくんを意識しちゃったじゃん。