シャークんは姉にツンデレで過保護です

青井羅堕視点

俺は今日からバイトを始めた

初めてのバイトというのもあって 少し緊張したが、いい店長と先輩に出会えて

今の所ホッとしている

そして今は先輩がナンパされたからという理由で 先輩を家の近くまで送り届けた所

歳も俺の先輩だと聞いて、少し様子を伺っていたが どうやらシャークんのお姉さんだったらしく

下手に警戒するのは辞めた

連絡先も気軽に教えてくれるし 雰囲気からして優しそうな人だったから

俺からも絡みやすかったし 何よりシャークんの姉だからいい人に決まってる

…にしてもさ

なんて帰りながらブツブツ呟きながら歩く俺

まぁ傍から見たらヤバい奴だな

元からだって？ ぽまえらちょっと黙れ(((

ギリギリで買い物を思い出し 歩いている方向とは逆の方に身体を向ける

最近忘れ物多くていやねー(日常茶飯事)

…誰が年寄りだって????(何かを察した)

ナレ)その日は野菜炒めを食べたとさ

視点戻って優風視点

ガチャ

私が玄関に入って靴を脱いでいると マグカップを片手に持っているシャケと鉢合わせた

疲れて私がシャケに抱きつこうと 腕を広げてシャケに近付くと冷静に抑えられる

ぴえん🥺

目を輝かせてシャケを見ると ズバッと言われて顔を逸らされる

※優風は疲れるとおかしくなる

なんだかんだ落ち着いてリビングに来た

私がスマホを弄っているシャケに話しかけると スマホをやめて、私を見つめてくるシャケ

予想外だったのか、シャケが数秒フリーズした後 目を丸くしながらそう言ってきた

何故か驚いているシャケの青井くんの呼び方に 少し引っかかって考え込む

シャケに教えてもらい "あーね" と納得する

私も呼んでみたくなり 連絡先を交換したので、スマホを取り出すと

シャケが "えっ" と言って 驚きながら私の方を見てきた

結果的にあだ名で呼ぶ許可を貰って さらに仲良くなった2人でした