シャークんは姉にツンデレで過保護です

らだおくんが来てから1週間

だいぶ私とも打ち解けてきたし バイトも慣れてきてるらしく

今では私のサポートまで らだおくんがしてくれるようになった

本当に私の後輩か？？？？

なんて思いながららだおくんの様子を見つつ 入口の鈴がなったので、入口の方に行き

対応しようとお客様に声をかける

黒髪に近い、青みがかった紺色の 見覚えのある制服を着た学生が私の顔を見た瞬間

何故かピシッとその場で硬直してしまった

その男の子は私の顔を見つめるだけで 無言になってしまい、私は少し気まづくなる

ただ無言で見つめられるのも 少し気恥ずかしかったので

気まづいながらも声をかけると

男の子がハッとした表情になり 苦笑いをしながら、私に謝ってくる

席を案内しようとすると 何故か呼び止められたので、また男の子を見つめる

私の顔を覗き込むように少し腰を屈めながら 様子を伺うような表情で聞いてくる男の子

見覚えのないイケメンで爽やかな男の子に 名前をバチ当てされ、思わず硬直してしまう

少し怖くなりながらも 恐る恐る、その男の子に聞くと

安心したような、嬉しそうな表情になる男の子

なんて言って苦笑いをして聞いてくる男の子

私は物覚えがなく 再度その男の子の顔を見つめる

いや、やっぱりこの平凡な私に こんなイケメンな知り合いはいな……

待って、目元にホクロ…って…

彼の左目の下辺りにあるホクロを見て 数年前の昔の記憶が蘇る

お店の出入口の所で話していると " きんちゃん " つまりシャケの仲間的な存在である友人の彼に

｢席の方に｣と指摘され 話し込んでいた事にハッとする

そうして一応お店の店員なので敬語を使いつつ きんちゃんを席に案内をした

名前：藍川時(きんとき) 性別：男 年齢：16歳(高校1年生) 鮫川圭の中学からの同級生 爽やかイケメンで生徒会メンバーな為、当たり前かのようにモテる 人前であまり素は出さないものの、特別仲がいい人達には別。 歌が上手く、他の人からも絶賛される程 マイクが好物

※主はISFP(冒険家)なので多めに見てあげてください()