雨の帰り道の惨劇

私達は 星を見て帰る途中だった...

山道を車で走っていた

その日は大雨だった

そういってラジオを付けた

ｷｷｷｷｷｷｰ

目の前に何かがいたのだ

優人は ブレーキを踏んだ

優人は 車から外にでた

ｺﾝｺﾝ

車の音がしたと思ったら 外に男がいた

その男は レインコートを着ていて 右手に手を入れていた

ﾊﾞｼッ

優人が その男を殴った

その男は 立ち上がった

間一髪のところで車が発進した

そんな話をしていたら 目の前にパトカーが停まっていた

車を停めて外にでた

パトカーに 血がべっとりと 付いていたのだ

その女性は 大きなバックを持っていた

また車を発進させた

その時車が少し揺れた

女性が持っていたバックから いろいろなものがでてきた

靴、化粧道具...

そして

レインコート

そのレインコートには 血がべったり付いていたのだ

そういって女性は カッターナイフを取り出した

そう言って 運転席の優人の首を掻っ切った

ｷｷｷｷｷｷｰ

優人は 最後の力を振り絞って ブレーキを踏んだ

その女性は 何度も優人の首に カッターナイフを突き刺した

長沢原が 車が停まったと同時に 女性に掴みかかった

その時 長沢原の顎に カッターナイフが突き刺さった

喜美は 無我夢中で逃げ回った

疲れ果てた時 茂みの中から誰かが飛び出してきたのだ

謎の男は警官だったのだ

パトカーについていた血は 山をパトロール中に 動物を轢いてしまったからだそうだ

動物を埋めてる最中に 優人達3人に遭遇したらしい

その時に 血が付いてしまったそうだ

それに あの女は捕まっていない

喜美は あの事件後 怯えながら生活していた

あの女に襲われると思い、 ずっと引きこもりしていた

　そしてある日 遺体となって発見された

これはあの女の仕業なのか