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初めて甲斐田を怖いと思った…
甲斐田 晴
脳裏にこの前の記憶が思い浮かぶ
甲斐田 晴
叶
甲斐田 晴
そう言うと叶さんがかおをあげる
そしてその頬を思いっきり叩く
叶
加賀美ハヤト
不破湊
剣持刀也
甲斐田 晴
甲斐田 晴
叶
甲斐田 晴
叶
甲斐田 晴
叶
叶
叶
そう言って叶さんな床に崩れ落ちる
周りは相変わらず慌てているだけ
だけどそんなの関係無く叶さんの胸ぐらを掴む
甲斐田 晴
叶
甲斐田 晴
甲斐田 晴
叶
横から聞き覚えのある声がする
葛葉
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
叶さんの背中を摩りながら言う
周りは全くついて来れずアワアワしてる
その光景が少し面白く感じてしまう
甲斐田 晴
加賀美ハヤト
剣持刀也
甲斐田 晴
甲斐田 晴
研究所の廊下を歩く
ただカツン…カツン…と靴の音が響き渡る
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
不意に生物科の奴らと目が合う
甲斐田 晴
全員がそうと言うわけでは無いのだが酷い奴が酷すぎる
しかも今目が合ったのは酷い側の人間だ
甲斐田 晴
甲斐田 晴
そう言ってるがきっと彼の目に映るのは僕じゃなく僕が持つ権力だろう
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
そう言う彼だが絶対分かってやってない
あからさま''僕は嘘ついてます''と言ってる様なもんだ
甲斐田 晴
甲斐田 晴
彼は軽く会釈をして早歩きで実験室の方へ向かっていった
甲斐田 晴
甲斐田 晴
仕事を増やすんじゃねぇよ…と思いながら呟く
まぁ、彼奴らもそろそろ潮時だ
いつまでも罰が降らないと思うなよ
甲斐田 晴
研究の資料を片付け終わり溜息をつく
甲斐田 晴
甲斐田 晴
そう言うと同業者が苦笑いをし、どんまいと背中を押して来る
甲斐田 晴
甲斐田 晴
さっきから足取りが重い
まだ数歩しか歩いてないのに…
甲斐田 晴
そう呟いた時
う''わぁ''あ''ッッッッ!!!!!
甲斐田 晴
この世の終わりかと言うほどの叫び声が生物科の方から聞こえる
直感で感じる
甲斐田 晴
さっきまでは重かった足取りを動かす
動かさないと助けれない命がある
そう思った
甲斐田 晴
目の前に映るのは五月蝿いクズ野郎と
苦しむ1人の青年だった
その青年は周りの人間を睨んだり、唸ったりしてる
だけどその瞳に殺意がないのがつらかった
甲斐田 晴
甲斐田 晴
相手に圧をかける
いや、自然とかけていた
だって…何も感じないのか?
こんな事をして
甲斐田 晴
すると周りの奴らはみんな動くのを止める
こんな所でも地位に揺るがされる奴らだ…本当に気色悪い
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
急いでレバーを下げ彼の元へ駆け寄る
へにゃりと彼はへたり込んだ瞬間ギロッとこちらを睨んでくる
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
とんでもない威圧感が僕の全身を襲う
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
そう言って彼は両目から大粒の涙を流す
''仲間''か…そんなんじゃないよ……
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
そう言うと全員が顔を顰める
だが当然の事だろう
そう言って1人がこちらに殴りかかって来る
甲斐田 晴
そんな無防備に突っ込んできても対策の仕様なんていくらでもある
気絶させるなんてもってのほか
甲斐田 晴
そう叫ぶ
最初は戸惑っていた者も雰囲気に押されたのだろう
次第にこの部屋には彼と僕だけになった
甲斐田 晴
甲斐田 晴
彼はまた大粒の涙をこぼす
甲斐田 晴
そんな彼を優しく抱き締める
甲斐田 晴
そう言って思いっきり腹を蹴られる
甲斐田 晴
今度は怯えた声で謝ってくる
それほど辛い事をされたのだろう
甲斐田 晴
甲斐田 晴
やっと承諾してくれた
いや、恐怖で従っただけか
甲斐田 晴
甲斐田 晴
外に出てみると生物科の奴らが拘束されていた
まぁ…生物科''だった''奴らだからな
甲斐田 晴
そう言って生物科の奴が彼に向かってナイフを投げる
甲斐田 晴
グサッ!
甲斐田 晴
甲斐田 晴
肩の辺りにナイフが刺さる
歩く度にズキズキと傷が痛む
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
そう言って彼は扉から出ていく
甲斐田 晴
甲斐田 晴
葛葉
甲斐田 晴
甲斐田 晴
葛葉
甲斐田 晴
葛葉
そう言う彼の目はどこか悲しげな表情だった
甲斐田 晴
葛葉
葛葉
甲斐田 晴
甲斐田 晴
甲斐田 晴
葛葉
彼の瞳はまだ悲しみに染まっていた
甲斐田 晴
甲斐田 晴
葛葉
葛葉
葛葉
葛葉
甲斐田 晴
甲斐田 晴
葛葉
甲斐田 晴
葛葉
葛葉
甲斐田 晴