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玲奈
また暑くなって来たね
玲奈
汗が…
玲奈
この前羨ましい幼馴染の話を聞いたよ
玲奈
女子高生がいた
玲奈
女子高生は普通の家庭で普通の生活をしていた
玲奈
ただ普通と少し違ったのは幼馴染がいたこと
玲奈
家が近所で保育園の時から一緒の男の子
玲奈
昔は何とも思ってなかったが、中学校に入ってから周りの女子がその男の子のことをカッコイイと言い出した
玲奈
確かに顔の作りも悪くなかったし、背も高く、優しかった
玲奈
その頃から幼馴染の事を少し意識するようにはなったが、積極的に今まで以上に仲を深める気にはならず
玲奈
普通に過ごしていた
玲奈
ある時、幼馴染の悪口を言っているクラスメートがいたので注意をした
玲奈
最近クラスメートに注意をしたのが、自分だと幼馴染に伝わったらしく
玲奈
幼馴染はとても喜んでいた
玲奈
それから幼馴染は積極的に距離を縮めて来ようとした
玲奈
二人きりで帰りたがったり、女の子の部屋に行きたいと言ったりするようになった
玲奈
初めは警戒していたが、評判が良い幼馴染から言い寄られるのは悪い気はせず
玲奈
二人で夏祭りに行く事にした
玲奈
一方、男子高校生がいた
玲奈
顔立ちは悪くなく、背も高め、人の悪口を言わない性格のせいか評判は良かった
玲奈
中学校に入ってから彼女ができた
玲奈
優しくて、面白い子で何より男の子の事を好きと言ってくれた
玲奈
ある時、彼女が泣いて落ち込んでいた
玲奈
どうやら男子高校生が部活が忙しく、テストの結果が悪かったのを友達と話してたら突然
玲奈
「あんた何様。あいつの何が分かるって言うの。あいつは私の幼馴染であいつの良いところは全て知ってる」
玲奈
「そんな事を言う奴は土下座して謝れよ。謝れ！」
玲奈
と叫ばれたらしい
玲奈
相手の女子はクラスメートだが話した事はなく、名前もよく分からないらしい
玲奈
名簿を探して、それが自分の近くに住んでる女の子だと分かった
玲奈
あまり親しくはないが、昔から知ってるので話しやすくはある
玲奈
男子高校生は彼女を大切にしており、彼女に謝らせようと接触したがなかなか上手くいかない
玲奈
どうにか、夏祭りで話をすることになり
玲奈
彼女の前で謝らせる予定だ
玲奈
その後は彼女とデートを楽しんで嫌な事を二人で忘れよう
玲奈
玲奈
さて、どんな夏祭りになったのかな
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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