君に花束を届けたい

甘露寺さんとの出会いから１ヶ月、私の中で気持ちの整理をつけ兄妹にも説得して今に至る。

今日は剣士を育てるための「育手」を紹介してくれるらしい

そうしてとある家に到着した

これはまた派手な髪色の人だ 甘露寺さんの髪の毛はピンクと緑色のグラデーションになっている

だが男性は黄色の髪にところどころ、赤い髪が混じっている

声が大きい 目も大きい

この人も甘露寺さんと同じ、鬼殺隊最高位の人らしい

なんだか変な人が師範になってしまったようだ

鬼殺隊の剣士になるためには、藤重山の「最終選別」という試験に合格しなければならないらしい

鬼殺隊の剣士は「呼吸」というものを使うらしい。

呼吸を使うことで鬼の首を斬りやすくなり、基礎体力も上がるとのこと。

煉獄さんはまるで父のようだった 厳しいときは厳しいが、優しいときは優しく笑顔は決して絶やさなかった

そんな煉獄さんの家庭は私の家庭とは違い、重い空気が流れているように感じているが それを知るのはまだ先の話だ