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カランコロン

虹咲 叶彩 .

いらっしゃいませ

お客さん

叶彩ちゃん、今日もお手伝い?

虹咲 叶彩 .

はい

虹咲 叶彩 .

今日は学校がお休みなので

虹咲 叶彩 .

お父さんとお母さんの手伝いを

お客さん

偉いわね

虹咲 叶彩 .

いえ [ 微笑む ]

虹咲 叶彩 .

本日は何になさいますか?

お客さん

んー、そうね

お客さん

色んな種類あって悩むわ…

あら、〇〇さん

お客さん

あ、由紀さん

今日も来てくれたんですね

お客さん

当たり前でしょう

お客さん

ここのスイーツは美味しいんだから

ありがとうございます

先程チョコレートパウンドケーキが
焼きあがった所なんですけど

どうですか?

お客さん

あら、ならチョコレートパウンドケーキを頂こうかしら

分かりました

では、今ご用意しますね

こちらチョコレートパウンドケーキになります

虹咲 叶彩 .

1500円になります

お客さん

どうぞ

虹咲 叶彩 .

丁度お預かりします。

虹咲 叶彩 .

[ パウンドケーキを渡す ]

お客さん

また来るわね

ありがとうございました!

虹咲 叶彩 .

またのご来店をお待ちしております。

叶彩

虹咲 叶彩 .

何でしょうか?

ちょっとお使い頼んでもいい?

虹咲 叶彩 .

もちろんです

ありがとう、助かるわ

じゃ、この紙に必要な物書いてるから

これで全部買ってきて

虹咲 叶彩 .

分かりました

虹咲 叶彩 .

[ エプロンを外す ]

虹咲 叶彩 .

では、行ってきます

気をつけて行ってらっしゃい

虹咲 叶彩 .

(えっと、まずは…)

虹咲 叶彩 .

(米粉から買いに行きましょう。)

私の名前は虹咲 叶彩、17歳。

高校2年生になったばかりのごく普通の女子高生です

今は叔父夫婦の養子として暮らしています。

そして、私の両親(叔父夫婦)は「Rainbow patisserie」 というスイーツ店を経営しています。

私は普段学校があってあまり手伝えないんですが

今日は学校がお休みなので朝早くから両親の手伝いをしています。

そして、今はお使いに…

???

あ、みーつけた…♡

虹咲 叶彩 .

(怪異の気配…?)

虹咲 叶彩 .

(いや、でもこんな街中に出るわけ…)

虹咲 叶彩 .

[ 魔法の杖を出す ]

???

バンッ[ 拳銃を撃つ ]

虹咲 叶彩 .

「 花壁フラワーシールド 」

???

あ、防がれたか…♡

???

思ったより凄いんだね…♡

虹咲 叶彩 .

(噂の化け物…黒翳。)

虹咲 叶彩 .

(…って、それより杖使っちゃった)

虹咲 叶彩 .

(お父様たちにこの事知られたら怒られる…)

街の人

きゃああああ!

街の人

怪異……黒翳だ、!

街の人

黒翳が現れたぞ、!みんな逃げろ!

黒翳?

…っと[ ビルから降りる ]

黒翳?

君、虹咲 叶彩だろう?

虹咲 叶彩 .

何故私の名前を…

黒翳?

ん〜?知りたい?

黒翳?

[ 叶彩に近づく ]

虹咲 叶彩 .

…!

黒翳?

君は俺達黒翳の最高の餌だからだよ…♡

虹咲 叶彩 .

[ 離れる ]

黒翳?

危機察知能力あるんだね〜♡

黒翳?

でも、無駄だよ?♡

虹咲 叶彩 .

なっ…!

虹咲 叶彩 .

(あの黒翳、手に眼が…)

虹咲 叶彩 .

ッ…

虹咲 叶彩 .

[ 頭を押えながら座り込む ]

虹咲 叶彩 .

(頭が痛い…なにこれ…っ)

黒翳?

うんうん、効いてるみたいだね♡

黒翳?

[ 叶彩の腕に触れる ]

虹咲 叶彩 .

ッ…!?

黒翳?

これで君は俺達の…

虹咲 叶彩 .

(何この五芒星…)

???

バンッ…[ 拳銃を撃つ ]

黒翳?

…!

黒翳?

[ 弾が頬をかすった ]

黒翳?

いたっ…

黒翳?

ちょっと誰?

黒翳?

僕の綺麗な顔に傷を付けるなんて

黒翳?

いい度胸してるじゃん♡

虹咲 叶彩 .

(今度は誰…?)

赫盃 血凪 .

それはこっちのセリフだ

赫盃 血凪 .

街で暴れやがって

赫盃 血凪 .

俺が今ここで殺してやるよ

黒翳?

その制服…

黒翳?

インクレディブルアカデミーの生徒か…

黒翳?

ちょっと厄介だな…

黒翳?

目的は果たしたし今日は逃げよう。

黒翳?

また会おうね、お嬢さん♡

虹咲 叶彩 .

(なに…?)

赫盃 血凪 .

バンッ…[ 拳銃を撃つ ]

黒翳?

「 チェンジ 」

虹咲 叶彩 .

ッ…

虹咲 叶彩 .

[ 二の腕に弾が掠った ]

黒翳?

下手くそ〜!♡

赫盃 血凪 .

この…

虹咲 叶彩 .

(もう、なんなんですか、!?)

虹咲 叶彩 .

(まず、なんで私がこんな目に…)

月城 祈黎 .

ちょっと、血凪くん

月城 祈黎 .

一般人がいるんだから気をつけて

赫盃 血凪 .

あ?知るか。

赫盃 血凪 .

んなとこにいるやつが悪い。

月城 祈黎 .

本当に君は…

赫盃 血凪 .

[ 黒翳を追いかける ]

月城 祈黎 .

全く…

青瀬 紺 .

貴方、大丈夫ですか?

虹咲 叶彩 .

え?あ、大丈夫、、、

虹咲 叶彩 .

ッ…[ 腕を抑える ]

麗羽 涼緒 .

…!?

麗羽 涼緒 .

これは痛いね…

青瀬 紺 .

あ、血凪さんまた一般人に怪我させてますね…

月城 祈黎 .

血凪くんは周りを見てないからね…

月城 祈黎 .

この怪我手当するから着いてきてもらえる?

虹咲 叶彩 .

あ、いえ…

虹咲 叶彩 .

病院に行くのでお構いなく…

麗羽 涼緒 .

[ 希彩の腕を掴む ]

青瀬 紺 .

病院じゃその怪我は治せませんよ?

虹咲 叶彩 .

え?でも…

虹咲 叶彩 .

一応病院に行かなくては…

麗羽 涼緒 .

病院じゃなくてインクレディブルアカデミーに来て

虹咲 叶彩 .

え?インクレディブルアカデミーって…

虹咲 叶彩 .

部外者は申請しないと入れないはずですよね、?

インクレディブルアカデミーは私立校の頂点とも言える名高い魔法学園。

そして、謎多き魔法学園。

日本のみならずインクレディブルアカデミーは世界で活躍するエリートを

数多く輩出していることでも有名な魔法学園。

私立インクレディブルアカデミー。

でも、インクレディブルアカデミーに関していい話を聞かないから

私はインクレディブルアカデミーとは関わりたくない。それなのに…

突然目の前にインクレディブルアカデミーの生徒が現れ

アカデミーに連れていく…なんて信じられない。

月城 祈黎 .

怪我人くらいは申請しなくても許してくれるよ

虹咲 叶彩 .

麗羽 涼緒 .

ほら、行こう?[ 手を差し伸べる ]

虹咲 叶彩 .

(でも、優しくしてくれてるのに断るのもな…)

虹咲 叶彩 .

(すぐ終わるだろうし…行ってもいいかな……)

虹咲 叶彩 .

分かりました。

虹咲 叶彩 .

[ 手を取る ]

月城 祈黎 .

じゃ、涼緒くん

月城 祈黎 .

後は任せるよ

月城 祈黎 .

僕は血凪くんの暴走止めなきゃいけないし

青瀬 紺 .

私も一緒に戻ります。

麗羽 涼緒 .

わかった。

虹咲 叶彩 .

あの、インクレディブルアカデミーへはどうやって…?

青瀬 紺 .

まぁ、見ててください。

虹咲 叶彩 .

え、?

麗羽 涼緒 .

…[ ガラスにカードをかざす ]

虹咲 叶彩 .

虹咲 叶彩 .

眩しっ…

青瀬 紺 .

しっかり掴まっててくださいね

虹咲 叶彩 .

え、ちょっと、!?

虹咲 叶彩 .

わっ!

虹咲 叶彩 .

(な、何ここ…?)

虹咲 叶彩 .

(え、どういうこと、?)

虹咲 叶彩 .

(なんで私浮いてるの、?)

虹咲 叶彩 .

(え、?)

麗羽 涼緒 .

大丈夫?

虹咲 叶彩 .

…あの、これは一体……?

青瀬 紺 .

今はまだ言えないです。

青瀬 紺 .

学園についたらお話しますから。

虹咲 叶彩 .

虹咲 叶彩 .

うわっ、!?

虹咲 叶彩 .

[ 落ちる ]

虹咲 叶彩 .

いたた……

麗羽 涼緒 .

[ ゆっくり着地する ]

青瀬 紺 .

大丈夫ですか?

虹咲 叶彩 .

な、何とか…?

青瀬 紺 .

では、行きましょうか

虹咲 叶彩 .

……

虹咲 叶彩 .

あの、ここは…?

青瀬 紺 .

ここはインクレディブルアカデミーの地下です。

麗羽 涼緒 .

移動する時はいつも地下を使うんだよ

虹咲 叶彩 .

…そうなんですか

青瀬 紺 .

理事長にはもう話してあるので

青瀬 紺 .

安心してください

麗羽 涼緒 .

相変わらず仕事が早いね

青瀬 紺 .

いえ。

虹咲 叶彩 .

え、?理事長、?

虹咲 叶彩 .

怪我の手当をするんじゃ…?

青瀬 紺 .

麗羽 涼緒 .

それも含めて…だよ。

虹咲 叶彩 .

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