七海
あのね、この都市伝説の対処法は──────・・・
クラスの女子1
七海ぃ?テニス部員の子が呼んでるよー?
テニス部員1
七海!!
七海
えっはーい!!
七海
ごめん、また後で!
由紀子
分かった~...
先生『お前ら~もうすぐ暗くなるぞ。 さっさと帰れよー?』
由紀子
...はーい
結局、七海に聞けなかったなぁ...
明日、聞けばいっか
由紀子
この道、暗いんだよなぁ
街灯があるって言っても、他の道に比べたら暗いし...はぁ...
さっさと行こっと!
あれ??あれって女の子...だよね?
こんな時間に...??
はっ早く行こう!
白い少女
ねぇ...気づいてるでしょ?
由紀子
......?!?!
白い少女
お話ししようよ
何なの...!
この子がきっと七海の言ってた
“白い少女”
白い少女
無視しないで
ギリッ(由紀子の手を掴む)
由紀子
いっ......!!??
白い少女
やぁっと話してくれた
由紀子
いっ...痛い!離してよ!
白い少女
...何で?
由紀子
痛いからっ...!!
白い少女
どうしたら離してあげるかヒントをあげる
や、やった...にしても、この子
本当に力が強い...
血、血が......
白い少女
①毎日ハクと遊んでくれる
由紀子
ハ、ハクって?
白い少女
ハクの事だよ!
きっと、この子の事だ
由紀子
可愛い名前だね
白い少女
ありがとう!
白い少女
②ハクに飲み物をかける
飲み物なら持ってる...
白い少女
③ハクを殺す
こ、殺っ...?!
この中に正解はあるの?
この事なら、七海に聞いてる...
七海『その問題の答えはね───』
白い少女
まだぁ?
答えは
由紀子
こっ、答えは──
バシャッ(ハクにお茶をかけた)
ポタ...ポタ...
由紀子
の、飲み物をかける
白い少女
─────・・・ねん
由紀子
え......??
キキ─────────ッ
ドンッ