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悠くんが引っ越してから、約1週間…
私は、幼稚園や家では立ち直ったように見せていたが、
本当は全然、これっぽっちも立ち直れていなかった。
周りに心配をかけないように
悲しませないように
笑顔を絶やさずに
一方、舞衣ちゃんはいつもいつも、大声をあげて泣いていた。
悠…悠…帰ってきてよ…って
でも、舞衣ちゃんも段々に立ち直ってきて
数日後にはまた、あの公園で遊ぶようになった。
でも、
あの3人じゃないと、
物足りなかった…
沙彩
舞衣
舞衣
沙彩
舞衣
沙彩
舞衣
沙彩
舞衣
舞衣
舞衣
沙彩
舞衣
舞衣
沙彩
そして、いつもいつも、おままごとをして遊ぶようになった。
そして、春…
私達の卒園式…
そして、小学1年生になった
舞衣
沙彩
沙彩
舞衣
沙彩
舞衣
舞衣
沙彩
舞衣
沙彩
数分後
沙彩
舞衣
舞衣
沙彩
沙彩
沙彩
舞衣
沙彩
舞衣
沙彩
舞衣
この時、私は今にも涙がこぼれ落ちそうだった…
悠くんも舞衣ちゃんも離れていくような気がして…
そして、クラス替えの時も
舞衣ちゃんと同じクラスになることはなかった。
私もだんだんに友達ができてきて
舞衣ちゃんも友達ができて…
私と舞衣ちゃんは、もう
入学式の時から話していない…
このまま6年間がすぎて行き
中学1年生の時、やっとで同じクラスになれたものの
私も友達との話などで、忙しく、
そんなに舞衣ちゃんと話す機会はなかった
そして高校生となった私…
舞衣ちゃんは公立の高校に入学した。
でも、私は私立の高校に入学した。
離れ離れになってしまった…
もっともっと、舞衣ちゃんと話しておけばって…
後悔ばかりが残る…
それでも、立ち直り、今は大学生になろうとしている。
場所は大阪…
悠くんが引っ越していった場所だ!
沙彩
沙彩
沙彩
沙彩
悠くんは見つけられなくても
もう舞衣ちゃんともう話せなくても
大丈夫
私の心の中にはまだ
あの頃3人で遊んだ時の風景が残っているから…
沙彩
沙彩
お母さん
沙彩
お母さん
沙彩
沙彩
悠くん…
舞衣ちゃん…
いつかまた
あの思い出の公園で
絶対に
遊ぼうね…