カルミア
私が来たのは、「アスター」と何時間も、何時間も、喋った廃墟だ
…とても懐かしい
そこの瓦礫に私達は腰をかけて喋っていた
貴方は下を向きながら古いノートに文字を書いていた
昨日のように思い出せる
『カルミア』
カルミア
何処からか貴方の声が聞こえた気がした。
優しくて、聞きなれた声だ
私は引き寄せられるように『声』のする方に駆け付ける
「アス、タァ……」
気が付けば私は涙が流れていた。
もうあの懐かしい声は聞こえない
でも、何処へ行ったら良いかは分かる
だって
ここは君と沢山歩いた場所なのだから。
そして私は歩き出した
『あの場所』を目指して
コメント
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(^ω^≡^ω^)ナニカナナニカナ
ましろ へ 後追いでは無い。
後追い……かな?