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7 - 現実に殺される 第2章 音和 鳴海❷

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2019年08月13日

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私が通う芸能事務所は子役から女優、俳優になりたい人達が所属している。

講師

おはようございます。

鳴海

おはようございます‼︎

講師

よろしくお願いします。

鳴海

よろしくお願いします‼︎

この挨拶の後にレッスンが始まる。

レッスンは3ヶ月を1クールとして行い、内容は各部門にて異なる。

幼稚部、児童部、中等部、成年部...

この中で私は成年部に所属している。

ちなみにレッスン内容は演技とダンスである。

講師

いつものように『外郎売り』やるけど、覚えてる人は見ないでやって。

『外郎売り』とは、めちゃくちゃ長い薬売りの話である。

私は一応全部暗記してあるが、よく噛んでしまう。

鳴海

...破風には菊に桐のとうの御紋を御赦免あって系図正しき薬でござる。

だが噛まないで言えた時の達成感はこの上ない程だ。

ダンスはHIP HOPをやっている。

内容は文字の通りなので省略。

仕事の依頼は基本メールで来る。

書類選考だけのものもあれば、オーディション形式の場合もある。

まあ、大体がエキストラだけど。

鳴海

はぁ...1回でいいから大きな仕事来ないかなぁ...

それは本当に夢物語でしかなく、来るのは全部エキストラだけだった。

鳴海

はぁ...

鳴海

鳴海

本当にこれで女優になれるのかなぁ...

鳴海

とりあえず、明日は仕事だし寝るか。

そんな将来への不安を抱きつつも、今は眠りに就くことに専念した。

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