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主。
主。
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主。
主。
主。
主。
主。
主。
以下、人物紹介ですっ!!
At
Mz
Pr
Ak
Tg
Kty
ここから本編入ります!! いちおワンク↓↓ R展開:淫魔の発情程度の軽度のR描写アリ 最終的なカプ:タグ通り Prちゃんの口調:エセ関西弁 こちらはnmmn作品となっております。 ご本人方とは一切関係がありません。無断転載・拡散はお控えください。 地雷さん・作品を読んでいて苦手だと思った方はブラウザバック推奨
以上が大丈夫な方のみの閲覧をお願いいたしますっ!!
主。
燃え盛る焼け野原の真ん中で、 最愛の人の亡骸を抱いた悪魔が泣き叫ぶ
彼がぎゅっと冷たい体を抱きしめても、 その胸に抱かれた屍は目を閉じたまま返事をしない
抱きしめる力が強くなり、 体温のない体からミシミシと骨が折れる音がする
しかし、嫌な音の発生源である青年は安らかな寝顔を浮かべたままだ
狂気に満ちた瞳で縋るように真っ赤な空を見上げた一人の悪魔は、 ボロボロと涙をこぼしながら呪いの言葉を口にした
『 』
途端彼の体から赤い空に生える業火が上がり、 その瞳からこぼれ落ちた水滴は炎と共に消えてゆく
この世界の誰よりも美しい紅蓮の宝石を覆い隠すまぶたに口付けて その整った顔を愛おしそうに見つめた悪魔と 彼が愛した人間の骸も、やがて炎の中に消えていった
ー愚かな男は、悪魔と踊る。ー
古びた時計がカチコチと音を立てる汚い部屋の中で、 いつも通り6時ぴったりに目を覚ました俺は むくりと起き上がってぐっと伸びをした
かつては美しい風貌を誇っていた“らしい”教会も、 信仰の対象にあたる天使が祈りを捧げている大理石の像も、 今となってはホコリだらけの荒れ放題
人類という種族が勢いを失い衰退の一途を辿る今、 教会から出ることを許されない俺にとって この古臭い教会は世界の全てであった
At
しばらく窓の隙間からぼーっと真っ赤な空を眺めていると、 同居人がガチャリと俺の部屋の扉を開けて その隙間からひょこっと顔を出し、俺に声をかける
Tg
Tg
Tg
At
At
表情ひとつ変えずにそう尋ねた俺にTgは心配そうに眉を下げるが、 質問にはちゃんと答えを返してくれた
Tg
Tg
Tg
At
At
淡々と短く答えた俺に、Tgはさらに不安げな表情を浮かべる
Tg
At
Tg
At
またしても短く答えた俺にTgは泣きそうな顔になるが、 ぶんぶんと頭を振って俺に背を向けて部屋から出ようとした
Tg
Tg
Tg
At
Tg
At
Tg
貼り付けたような笑顔を浮かべてニコッと何かを誤魔化した彼は、 『早めに食卓に出ておいで』と言いながら俺の部屋を後にした
At
空を見上げながらそんなことを言ったところで 答えは返って来ないわけで、俺はなんとなくため息をついた後 Tgの言いつけ通り食卓に向かって歩き出した
朝食を済ませた俺が教団に支給された司祭服を着て 教会の中でも一番美しい“らしい”祈りの間に足を踏み入れると、 そこにはこの周辺に住んでいるほとんど全ての天使教団信者が座っていた
俺が信者たちが座る長椅子の前にある机に経典を置いて 目の前に座る彼らに目をやると、 全ての参拝者の視線が俺に集中する
すうっと深呼吸をして俺が声をあげれば、 その場にいる全員が俺の言葉に耳を傾けた
At
At
At
この世に生を受けてから飽きるほど読み上げてきた 天使教団の条項を読み上げ、すべて暗唱し終えた俺はぱたんと教典を閉じる
At
俺の一言で教会中の人間が目を閉じ、天使に祈りを捧げる
静かな無音の時間が一分間訪れた後、 俺は祈りをやめて人々に声をかけた
At
At
At
朝の祈りの時間が終われば後は昼の祈りの時間まで 比較的自由に過ごせるのだが、どういうわけか俺は 住民からの人望が厚いようで、午前中は基本雑談で潰れる
そして昼の祈りの時間のあとは地域の子どもの相手で追われるのだ
At
特に何の感情もなく機械のように変わらぬ日々を過ごす俺には、 もはやそれが変わってほしいと願う心すら残っていなかった
Pr
黄色い光を放つ水晶玉に怪しい魔導書、悪魔の紋章のタペストリー
一般人が見ればいかにも厨二病患者の私室に見える暗い部屋の真ん中で、 明るい金髪を讃える青年が苛立ったように乱暴に自身の髪の毛を掻き回した
Pr
Pr
そう言いながら彼が目線を投げた先には、 顔の整った青年4人が幸せそうに笑っている写真が飾られていた
そのうちの1人、4人の中でも一番の美青年の顔の輪郭をなぞり、 男は悲しそうに目を伏せて呟く
Pr
Pr
そのまま机に突っ伏した彼を労るように、 彼の机のすぐ横に置かれた黄色い水晶玉が優しく光った
Pr
そう青年が水晶玉に話しかけると、 それは何よりも愛しい誰かを包み込むように ぽわぽわとゆっくり点滅する
Pr
Pr
青年の返事に対して、水晶玉はひだまりのように優しく カーテンの締まり切った暗い室内を柔らかく照らす
Pr
Pr
水晶玉の光に目を細めながら言葉を返す青年の瞳はぼーっとしており、 まるでこの世界には存在しない理想郷に心を奪われているように見える
彼が虚ろな瞳で柔らかい黄色の光を見て独り言を呟いていると、 コンコンと部屋の扉がノックされた
Prの部下
Prと呼ばれた青年は男の声を聞くと、 心をこの世界に繋ぎ止めて扉に体を向け、 その板の向こうにいる男に命じた
Pr
Prの部下
Prの指示を聞いて丁寧な所作で部屋に足を踏み入れた男は、 彼の主の瞳をじっと見ながら続ける
Prの部下
Pr
Prの部下
Prの部下
Pr
Prの部下
Prの部下
男の報告を受けたPrは目を見開き、呆然としたように男の顔面を見つめる
Pr
Pr
Prの部下
Prの瞳が、みるみる活き活きと輝き始めた
Pr
Pr
Prの部下
男の確信に満ちた返答を聞いて、 Prは先ほどの虚ろな姿が嘘のように子供のように爛々とした表情を浮かべる
Pr
Pr
その後もPrはしばらくぶつぶつと呟くと、鋭い瞳で男に命じる
Pr
Prの部下
そういって男が恭しく微笑みながら部屋を出ていくと、 Prは目を血走らせながら水晶玉に話しかけた
Pr
黄色の光を映しながら恍惚と輝く青年の若葉色の瞳は、 この世の誰よりも美しかったそうな。
Prの部下
Prの部下
Mz
オレがニコッと笑って感謝の言葉を紡ぐと、 周囲にいた教団関係者たちがぽっと頬を染め、 オレの笑顔を食い入るように見つめる
オレの笑顔を羽化ても平然としている目の前の従者は さすがPrの直属というだけあって特に様子を変えずに オレに要件を伝えるが、ほとんどの奴らはオレの笑顔に魅了される
悪魔教団の幹部である上位悪魔のオレ、Mzは 誰もが振り向く美貌を持ってこの世に生を受け、 今まで何度も愚かな人間を堕落させてきた淫魔だ
蜂蜜色のまろやかな瞳は覗き込んだ者を1人残らず甘い甘い罠に落とし、 身も心も骨抜きにするこの世で最も美しいトパーズのよう
艶やかな黒髪は夜の闇を薄く照らす月光を受けて怪しく煌めき、 透き通るような白銀の毛髪は星空を映してそれはそれは美しく輝く
陶器のような白磁の肌は瞳に埋め込まれた琥珀を際立たせるのに、 オレの意思一つで血色良く赤らみ、 相手の庇護欲をそそる可愛さをオレに付け加える
ゆるく弧を描く唇に相手の目線を誘導しながらニコリと微笑んでやれば、 どんな相手もコロッと落とせてしまうオレは、誘惑のプロだ
オレは、オレの誘惑に乗らないやつを何百年も生きてきて 片手に収まるほどしか知らないが、目の前の男もそのうちの1人だ
その男の伝言通りにオレが指定された執務室の扉をノックすると、 オレの誘惑にミリも揺らがない我が主人の冷たい声が返ってくる
Pr
いつもと違ってかなり機嫌のいい彼に少し驚きながらも、 オレは我らが悪魔今日団長の入室許可に従い 目の前の扉を開けて室内に歩みを進めた
執務室に足を踏み入れたオレの視界に飛び込んできたのは 資料の山とさまざまな道具があるのに どこか生活感を感じない散らかった作業部屋の風景
そして、その部屋の主である 普段は無表情なのにどこか嬉しそうな青年の姿であった
Mz
Pr
彼の言葉にオレが静かに首を振ると、 彼ははあとため息をついた後悲しそうに水晶玉を眺めたが、 すぐに気を取り直してオレに声をかけた
Pr
Mz
Pr
そう言って彼は資料の山から紙束を取り出すと、 どさっとそれをオレの目の前に置く
普段は対象の人間の名前だけをオレに伝え、 彼のお得意の術でオレを目的地に飛ばして依頼は終わり、という かなり雑な仕事の頼み方をする彼にしては珍しい用意周到さである
それにオレが驚いているのも束の間、 彼はその紙に印刷された男の写真を指差し、オレに命じた
Pr
Mz
Pr
オレが手渡された書類にざっと目を通すと、 彼がやったとは思えないほどまでに丁寧な男の情報と趣味、 好みの系統や特徴までもが記してある
Mz
Pr
Mz
Mz
Pr
Pr
Mz
オレの質問に対して彼は言葉を濁しながら目を逸らし、 苦虫を噛み潰したような顔で水晶玉を見つめる
Mz
Mz
Mz
Pr
Mz
Mz
Mz
Pr
Mz
Mz
Pr
Mz
Mz
Pr
Mz
Pr
Pr
彼は言葉の続きを言おうとしたが、途中で口をつぐんで目を伏せた
Pr
Mz
Mz
Pr
Pr
Mz
Mz
Pr
彼がオレに向かって呪文を唱え、オレの体は今回の籠絡対象である “At”という名の神父が暮らす村の教会まで一瞬で転移した
At
今日もいつも通り朝の祈りの時間を滞りなく終わらせた俺が ぼーっと窓の外を見ていると、部屋の扉がコンコンとノックされて いつものように心配そうな顔をしたTgが入ってきた
Tg
At
At
Tg
自分の感情にすら無関心な俺を見て傷ついたように目を伏せたTgと 先ほどと同じように窓の外の世界を眺めている俺の間に しばらくの間少々重い沈黙が落ちたが、やがてTgが再度口を開いた
Tg
At
Tg
Tg
At
Tg
Tg
Tg
At
Tg
久しぶりにニコッと笑ったTgの笑顔を見ていると、 今までの人生で一番幸せだった時間が蘇ってくる
しかし、その“一番幸せな時間”であったあの日々に欠かせない 一つの眩しい笑顔を思い出すと俺の普段は青い右目が じわりと熱くなるのを感じたので、そのまま首を振って思い出に蓋をした
Tg
Tg
久々の太陽光を浴びながら俺が裏庭を歩いていると、 どこからともなく呻き声が聞こえてきた
At
その正体が気になったので声がする方に歩いて行くと、 裏庭の端っこにある大きな木の根元に黒白のツートンカラーという 珍しい髪色をした男が倒れていたので、俺は彼に声をかけた
At
Mz
Mz
At
流石に怪我をした人間を放っておくのはまずいということは俺でもわかるので 彼の前にしゃがみ込んで傷口を見ると、かなり深いということがわかる
At
At
Mz
At
俺がそう返すと、彼は顔を上げて俺の顔をじっと見た後、 恥ずかしそうに目を逸らして俺に言った
Mz
At
At
At
俺の反応を聞いた彼は少し驚いたような顔をしたが、 すぐにいつも通りの顔になったので俺の勘違いかもしれない
Mz
Mz
Mz
Mz
At
At
Mz
(変なやつ、、、)
1人の神父と1人の悪魔の出会いは、どうも珍妙でおかしなものだった
そんな妙な出会い方をした2人が 今後一生の絆で結ばれるなんて、誰が想像できようか
もしかしたら、それこそ“神のみぞ知ること”なのかもしれない
コメント
1件
え最高 すき いつもいつも 言葉のレパートリおおすぎる(((( 忙しいと思うのに ありがとう 💘