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それから間もなく、生還した5名の証言をまとめた記事によって
HOTEL PETRICHORの悲惨な真実が 世に知れ渡った。
その後、 警察によるホテルへの捜査も行われたが
従業員に関する記録は全て抹消されていた
_______1人を除いて
このホテルで行われていた全ての犯罪は、
オーナーである故・フィルトレ氏の指示によるものとして処理された。
宿泊客どころか従業員すらいなくなったHOTEL PETRICHORは、
すぐさま廃ホテルと化し、 今も空が泣く街に佇んでいるという…
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僕は本当に色々な記事を書いてきた。
巷で噂のオシャレなカフェとか、
異国で流行った虎ノ粉の話…とかね。
有名人の不倫報道とか、
とある薬剤師の事故、とかも
…ああ、そうだ
画家の取材も書いたことがあったなぁ
あれは自分でもいい記事だと言える
他にも… まぁ色々書いた。
あのホテルには、罪人が集まるらしい。
罪人という雨が降り落ちる場所
知る人ぞ知る、墓場
僕はそこに行き着いた。
偶然じゃない。
僕は望んであそこに行った。
表向きは HOTEL PETRICHORの真相を暴くために。
本当は、僕が罪人だからあそこへ行けたんだろう。
なら、僕の罪ってなんだろう?
実に簡単。
僕の罪は、 人を死に追いやったことだ。
思い出した。
全て
炎の中に放り投げたあらゆる紙の燃える音
焼ける匂い
自分の荒い息遣い
忘れたらダメだ
人の命が軽くて良いはずがない!
記者
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画家
無意識だ。
気がついたら、
幾度も共に旅をしてきた相棒を握って
恐ろしいくらい真っ白なキャンバスと 向き合っている。
鼻にくる匂いを嗅ぎながら、
俺は今日もパレットを無視する。
画家