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さとみside

青猿

『んー、やっぱるぅとくんは腹黒って言った方がいいと思う』

そう言うころんに周り全員が目を見張る。

1番驚いたのは俺だった。

桃谷

『何言ってたんだよ!?腹黒って言ったりしたらるぅとの信頼はガタ落ち、お前はそれでいいのか!?』

そう叫び、胸倉をつかむところんは「そうじゃなくて」と説明する。

青猿

『るぅとくんは言うほど腹黒でもないと思うの、ただ自分を守ろうとして言った言葉が煽りであったり恐喝だったりしただけ。本気で言った事無いでしょ?』

だけ、って言うけど高校生が煽りとか恐喝するのってどうなんだろうか。

優しく笑う彼にるぅとは小さく頷いた。

青猿

『それに、皆信頼してるからこそ、るぅとくんはこういう1面もあるんだよって言ってみようよ!そろそろ仮面なんか外すべき!!』

青猿

______。

様々の事を笑みを保ったまま言うころん。ふ、と、思い出したように静かに優しく告げた

青猿

___黄神くんも1人の人間です。勿論僕と喧嘩もするし友達に「殺すよ?」だの恐喝だの煽りだのしてきました

モブ

恐喝!?うっそマジで?

モブ

え、、ちょっとショックかも、、

モブ

俺見たことある!何かジェルを脅してた!

その言葉に次々と声が上がる。

橙樹

、、最初に俺の名前出てくるのは少し悲しいな

遠くからでも聞こえたジェルの声は無視し、俺はころんを見つめる。

周りの奴らもころんの言葉を静かに待った。

青猿

、、ですが、皆さんも知っての通り。るぅとくんは優しい人です。彼にとって暴言は自分を守るための盾でした

ステージから俺と目が合い微笑むるぅとに俺は謝るように両手を顔の前で重ねて。

、、、るぅとマジですまん。

お前に盾(仮面)を作らしたのは他でもない俺だった←

あの時偉そうに言える立場じゃなかったな←←

青猿

この前僕の友達が他校の人に暴力を振られた時、1番に走り出したのはるぅとくんです

赤崎

『、、、ころちゃん、俺の事話していいよ』

そう呟く莉犬にるぅとは焦る。

黄神

『そ、そんなのダメだよ!莉犬の過去は辛いものなんだから、、!!』

赤崎

『俺、もう前に進むの。、、だから大丈夫。ね、さとみくん』

桃谷

『、、、おう』

橙樹

『じゃ、俺が蹴り食らわしたことも言ってな!』

青猿

『それは止めとく』←

赤崎

『俺が覚えてるからそれでいいでしょ?ジェルくん』

橙樹

『、、莉犬がデレた!?』

赤崎

『はっ、、うっせぇ!!』

あの時の事を思い出し、フッと口角が緩む。

、、、皆、変わっていく。

いい方向に成長していくんだな。

君と両思いになるには。vol.3

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