莉犬side
赤崎
、、、朝、、
いつものように俺はベッドから起き上がる。
時間に余裕があるからゆっくり着替えをし、朝ご飯を食べ外に出た。
赤崎
、、、ん?
と、今までの工程に違和感を覚える。
赤崎
、、、俺、身長伸びてる、、ってか家違う、、ん?
見覚えのある塀に手を置いて、表札を見た。
とてもおしゃれな字で、漢字二文字で書いてある。
”紫央”
紫央って確か、、は?
『紫央七星!よろしくね赤崎くん!』
中学の頃、確かなーくんにそう言われた。
なーくんの名字は、紫央、、、
赤崎
、、、え、えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!?
赤崎
なーくん!!
彼のクラスであるC組の扉を開けるとなーくんはまだ来てないよう。
それとは反対にジェルくんがこちらを睨み、近づいて来た。
紫央
ジェルくん!俺の体に変なことしてないよね!?
赤崎
、、、え?俺、、莉犬、、なんだけど
紫央
、、うん?
俺たちの間に沈黙が訪れる。
その数秒後にジェルくん、、見た目は俺が顔を真っ青にして教室に入ってきたのだった。
ジェルside
簡単に言うと、こう。
俺が莉犬、莉犬はなーくん、なーくんが俺になってるという。
ラノベで良くある事だ。
ななもり(中身莉犬)
ジェルくん、俺の体で変な事すんなよ
莉犬(中身ジェル)
ちょっちさとみに告ってくるわ
ななもり(中身莉犬)
マジで止めろぉぉぉ!
ジェル(中身ななもり)
ちょっと、そんな馬鹿な事を言ってないで早く何とかしよーよ!
な(莉)&莉(ジ)
「「いや、大丈夫」」
ジェル(中身ななもり)
何でそんな断言できんの!?
莉犬(中身ジェル)
こーゆーのはな?なーくん。次の日になると元に戻る設定なんや
ななもり(中身莉犬)
そうそう。あと俺の体で関西弁止めて?なんか気持ち悪い
ジェル(中身ななもり)
俺の体で暴言吐くのも止めて欲しいんだけど、、、
そんなこんなで俺達は一日を過ごした。
なんだかんだ莉犬の体で過ごすのは新鮮味があって面白かったわ。
莉犬(中身ジェル)
ね、、俺、さとみくんの事、、
ななもり(中身莉犬)
おい!ジェル殺す!!
ジェル(中身ななもり)
だから暴言やめてぇぇぇぇぇ!!
途中カオスになったりしたが。
次の日、目が覚めると。
橙樹
、、、やっぱラノベやったな
赤崎
ジェル殺す、、!!
紫央
ツッコミ大変だった、、
すっかり元に戻った俺達であった。







