音が無くてもいつかきっと〖完結〗

そんなことを考えてから

俺は鞄をもって教室を出た

今日はもう帰るつもりだった

扉の前に大先生がいたから

話終わるまで帰れなくなった

案外すんなり終わった

軽すぎるなって思った

明日は病院

だから学校に行くのが遅くなる

ってことは

サボれると言うこと

意外と耳聞こえないのも悪くない…

最近そう思うようになった

ガチャッ

お母さんだけが唯一飲み方だった

どんな時でも優しくしてくれた

でも、いじめのことは言っていない

お母さんは優しいからこそ

自分を犠牲に人を助ける様な人だから事

伝えたくなかった

自分のために一生懸命になってくれるのは

すごく嬉しいことだ

でも、自己犠牲までして

助けてほしいとは思わない

いつか、どうにかなるって

思ったから

だから、お母さんだけじゃなくて

あの、6人に助けを求められたら

少し嬉しいなって思う

〜翌朝〜

朝の8時に、家を出る

病院は9時に開く

結構大きい病院だから

1時間はかかるのだ

だから、早めに出る

リハビリが終わるのは11時くらい

リハビリというより、ただの検査に過ぎないけど

嬉しい気持ちと嫌な気持ち

その2つの気持ちが混ざりあって

複雑な感情になっていた

机の上に花瓶が置かれていた

まぁ、またいじめだろう

笑って受け取って置くことにした

やっぱり、此処"は"楽しい

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