屋上にて謎の金髪男子、海村早希と対峙したアホ美
早樹はアホ美に左腕のリストバンドを外して見せた
そこには明らかに点滴の痕とは別の傷痕があり
ただならぬ雰囲気をアホ美は感じ取っていた
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
海村早希
海村早希
権田沼奈穂美
海村早希
海村早希
そう言いながら肌を触る早樹
海村早希
海村早希
白に近い金髪が太陽光で光って見える
早樹は生まれつき病弱だった
これまで何度も生死の境をさまよい
何とか生還できていたものの
度重なる治療と薬の副作用で何度も心は折れ
海村早希
そう思うことも多かった
そして気がつくと売店でハサミを購入し
自分の手首に押し当てていた
海村早希
これ以上、家族に迷惑をかけたくない
そんな思いから早樹は自分の存在を否定するようになり
海村早希
海村早希
一度に何度も自分を傷つけた
その時
原田幸枝
原田幸枝
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
海村早希
権田沼奈穂美
早樹の言葉にアホ美は驚きを隠せなかった
聞けば早樹と幸枝は家も隣で仲が良かったらしい
中学の頃はよく幸枝が早樹の病室にお見舞いに来ていたようだ
海村早希
原田幸枝
海村早希
原田幸枝
原田幸枝
海村早希
海村早希
海村早希
原田幸枝
海村早希
原田幸枝
海村早希
海村早希
海村早希
海村早希
原田幸枝
海村早希
原田幸枝
海村早希
原田幸枝
海村早希
原田幸枝
海村早希
原田幸枝
海村早希
海村早希
原田幸枝
平日、学校に行けなかった早樹は
週末だけ塾に通っていて
そこで信吾と面識があった
海村早希
海村早希
幸枝の意外な一面を知り
アホ美はますます疑問に思った
早樹の話で聞く幸枝と今の幸枝の印象がまるで違う
そして気になる信吾の存在
海村早希
権田沼奈穂美
友美へのいじめが始まった時期だった
その頃から幸枝は
早樹を避けるようになっていった
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