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#absk
咲阿 .
295
21,730
ミニョ
58
#あべさく
めかぶぷりん
3,035
目黒が歩き出し、向井と二人の背中が楽屋から消えていく。 バタン、と静かに扉が閉まった瞬間、残された楽屋の空気が一気に弛緩した。
翔太
ソファの背もたれに頭を預け、天井を仰ぎ見たのは渡辺だった。手元のアイスコーヒーのストローを弄びながら、あからさまなため息をつく。
ラウール
メイク用の鏡の前で髪を整えていたラウールが、鏡越しに苦笑いを浮かべた。最年少の彼から見ても、目黒の視線は隠し通せるレベルを超えている。 そう、メンバーは全員、とっくに気づいていた。目黒が向井に向ける、あの甘く、時に痛いほどに切ない視線の正体に。 そして、向井を傷つけないために、目黒が必死に「親友」の仮面を被り続けていることにも。
辰哉
深澤がスマホをポケットにしまいながら、しみじみと呟いた。グループの最年長として、メンバーの人間関係には誰よりも敏感だ。目黒がどれほど理性を絞り出し、向井への想いを喉元で堰き止めているか、痛いほど理解していた。
照
岩本が片付けながら、静かに、けれど力強い声で言った。リーダーとしての彼の言葉には、確かな覚悟が乗っている。
亮平
阿部が少し心配そうに眉をひそめる。頭脳明晰な阿部だからこそ、目黒が抱える感情のキャパシティが、すでに決壊寸前であることを見抜いていた。
涼太
宮舘が、衣装のジャケットを羽織りながら静かに微笑んだ。その瞳には、揺るぎない信頼がある。
涼太
大介
それまで楽屋の隅で静かにアニメ雑誌を読んでいた佐久間が、勢いよく本を閉じて立ち上がった。 その顔には、いつもの底抜けに明るい太陽のような笑顔、けれど瞳の奥には確かな熱が宿っている。
大介
佐久間の真っ直ぐな言葉に、楽屋の空気が一段と温かくなる。
亮平
渡辺がふっと笑って立ち上がった。
翔太
ラウール
ラウールが長い腕を広げておどけると、楽屋にドッと笑いが起きた。 誰も目黒の恋路を邪魔しない。かと言って、無理に踏み込みもしない。 けれど、もし目黒の理性の堤防が決壊し、二人の関係が大きく動き出したその時は――全員が全力で、その恋と、グループの未来を守る盾になる覚悟を、各々が胸に秘めていた。
辰哉
深澤の号令に、メンバーたちが一斉に動き出す。扉の向こう、廊下の先からは、楽しそうに笑う向井の声と、それに答える目黒の低い声が、今も優しく響いていた。
コメント
1件
うわ、ついにメンバー全員が気づいてる展開きたか…! それぞれの反応がキャラ立っててめっちゃ良かったわ。特に佐久間の「全力で背中押す」って宣言、熱すぎる🔥 あとラウールの「羽交い締めにして止める」で笑った。メンバー全員で見守りつつ守る覚悟が伝わってきて、このグループの結束力に胸熱になったよ…! めめの理性がいつ決壊するかハラハラするわ〜