シーン…

…((ふみもり以外

世界一大好きなひでへ ひで、無事に手術は成功しましたか？成功してたら、嬉しいです。ひでが今生きているのならば、もう俺はここにはいないでしょう。ひではこの意味が分かるかな〜？笑ひではアホだからわかんないんじゃないの〜笑 まあ、簡単に言うと、 俺はひでに肺をあげました。 だから、今ひでの体の中にある肺は、俺のなんだよ？笑 ちゃんと大切にしてね。 さて、じゃあひでとの思い出話を書こっかな〜 産んでくれたお母さんとお父さんはとっても優しかったね。 まあ、ひでにとっては、どっちも優しかったかもしれないけど ね。ひでが病気になった日、めちゃくちゃ悲しかった。悲しくて、悲しくて仕方なかった。けど、偽のお父さんとお母さんが暴力してくるから、それどころじゃなかったけどね笑 学校でも虐められ、アンチもされ、もう散々だね、笑 でも、そんな時にね？ ひでに会えると、少し気持ちが楽になれたの。 俺の生きがいは、メンバーとひでだけだった、 でも、やっぱり、 ひでといる方が楽しくて、ずっと笑える気がして、俺にとってひではヒーローだよ。 あの日、俺をふみくんと助けに来た日、とっても嬉しかった。 やっと、この地獄から抜け出せる、やっと楽になれる、そう思うと、涙が止まらなかった。 その後、包丁で刺された時は、流石にびっくりしたけどね、笑 その後ね、ひでが危ない状態って知ったの。それを聞いて思ったんだ。ちゃんと、恩返ししてあげないとって。 だから俺はひでに肺をあげたんだ。どう？ひで？ 俺さ、1度だけでもひでの役にたてた？ひでが嬉しいと感じられること、できてた？できてたら嬉しいな、 ひで、今までありがとう。 俺を助けてくれて、 ありがとう ひでには感謝しかないよ。 俺、ひでの弟に生まれて良かった。本当にひでの弟で良かった 俺は上で、お父さんとお母さんと一緒に、見守ってるよ。 ひで、本当に、本当に、 ありがとう。 大好きだよ。 愁斗より

愁斗からの手紙に、

俺の涙が何粒も落ちた

また、また、1人家族を失った

移植しなきゃ良かった、

なんで移植なんかしちゃったんだ、

怖い、1人が怖い、

"1人じゃないよ"

愁斗、

俺は愁斗が居なくても、

ずっと笑顔で、頑張るね

〜Fin〜