wrwrd!の短編集

※嘔吐表現、暴力シーン、 などなど

これが語りて(tn)

これがその他

↑が良い方はどぞ↓

俺は物心ついた頃から

暗くて、ジメジメしてて、血の匂いが立ち込める。

そんな牢獄に閉じ込められてた

周りを見たら俺と同じような奴等が2人

どちらも会話はできそうになかった

数カ月に1回かな？

場所を移ってはまた移ってをくり返してたわ

牢には何もなかった

けど

今回移動した牢には、一冊の本が置かれてて

なぜか俺はそれにものすごく興味が湧いた

その本には、言葉とか文字とか漢字とか

色々書かれてて

今考えれば小学生の1〜6年生までの勉強ドリルとかやったんかなって

そっから俺は毎日それを見た

言葉の発音とか頑張って真似てみたりして

一つ一つ覚えた

売買人はたまに俺にサンドバックになれと言ったりもした

気が済むだけ俺を殴って、いつも何処かへ行く…

俺も周りの奴等みたいに人に買われればもう痛い思いもしなくなるんかなって

いっつも考えて

…悲しくなる

アイツが目の前から消えて、暴力をされなくなった安心が俺を包んでくれる

そうしていつも眠りにつく

ある時、売買人の会話を盗み聞きしてる時に知ったんや

自分の名前と年齢を

そしてその数分後

ﾄﾞｯｶｧｰﾝｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯ！

大きな爆発音がしたかと思えば

目の前の売買人2人は一瞬で倒れた

倒れたんやない、死んだんやって分かるまでに数秒かかった

これが現実なんやって受け入れるまでに

…気づいたら牢の鍵は無理やり開けられてた

だから、俺は勇気を振り絞って

外に出ることにした

外に出てそうそう転んでめっっっっちゃ圧のある俺より背の高い人間にあった

自己紹介してくれて

その後に、『あ』って

何を言われるんやろな〜って

また、暴言かなって

思ってたけど…

俺と一緒に来ないかって…

…初めて言われた

初めて人に求められた

ただその事実が嬉しくって

溢れちゃった

今まで耐えてきたのに

その時だけは耐えられんかったわ…w

それからいろんなことがあったなぁ〜…

いきなり『お前が書記長なっ！』って命じられた時はマジでビビったわ…w

俺にそんな大事そうな役割、ちゃんとできるかなって

でも、教えてくれるって言葉だけで

何故か凄い安心できた

そして時が経ち18歳

色々なことを教えてもらって、俺はだいぶ強くなった

新たにhtとosが来て

初めはめっちゃ警戒してたけど

すぐに打ち解けた

そんで、飛ばして俺が20歳になった時やった

一度だけ、grが瀕死になった時があったんや

戦争のせいで…

そん時のメンバーは gr.俺.kn.ut.ht.os.ni.snの8人

他の一般兵がおるとはいえ

今と比べ人手不足で

総統さえも戦場に立たないといけないほどやった

まぁ、そんな状況でもgrはウキウキやったけどな

でも…

死んだと思った敵兵の銃弾が横腹にクリーンヒット

思ったよりも重症で

…数カ月、目をさまさんかった

まぁ…そんでその数カ月後

grがようやく目覚めてんけど…

そん時コイツなんて言ったと思う？

人が心配しまくってんのに笑ってすませてんぞ？

こん時は本当に上下関係とか捨てて色々言いまくった記憶あるわ

次回rpの過去

デュエルスタンバイ☆