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悪魔な俺とお前

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悪魔な俺とお前

1 - 悪魔な俺とお前♯1 始まり

♥

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2019年09月26日

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雨宮 育斗

へぇ、ここが俺の部屋か

昨日まで俺は悪魔として働いていた。信じてくれない人もいると思うが俺は本当のことを言っているのだ。 悪魔界で大きな失敗をした俺は今、罰として人間界に送り込まれたのだ。

雨宮 育斗

今日から3年間人間界で過ごすのか、

人間達にしてみると長い期間かもしれないが悪魔からするとあっという間の3年間だ。 とりあえず…今すぐにでも地獄に送り込まれた人間達をいじめたい。 そんなことを思いながら朝ごはんを食べて学校に行く

俺の情報は既に悪魔界から人間界に伝えられており、初めから俺がいたかのように扱われる。

女子一同

キャーー!!\\\育斗くんー!!

一応学校に着いたけれど朝からこれだ。耳を塞ぎたくなる。なんなんだ。一体

雨宮 育斗

お前らうるせーぞ。

そう返したが逆効果だったらしい。

女子一同

今日もイケメン!!

女子一同

サバサバしてるのもいいよねー!!

などと訳の分からないことを言ってくる。この顔がかっこいいのか、 そんな事を思いながらも教室に向かう その途中、

川崎 由香

あの、いつも大変ですね、

そう声をかけられた。

名札を見るとカワサキ ユカと書いてあった。何が言いたいのだろう。不思議な子だと思った。

川崎 由香

あの、これ良かったらクッキー、作ってきたんで息抜きにお昼休みにでも、ど、どうぞ!

雨宮 育斗

あー、うん。ありがとうだけど俺甘いの嫌いだから。

そう言うと

川崎 由香

あ、ご、ごめんなさいッ

そう言って友達の所へ走っていった

雨宮 育斗

意味わかんね。

由香は泣いていた。なんで泣いているのか俺には分からなかった

雨宮 育斗

人間ってめんどくせ。

そう呟いた。 すると、隣の席の男が

森田 圭人

いくさん塩やなー。由香ちゃん悲しんどるやんかー

そう言ってきたモリタ ケイトか、こいつは女心が読めるのだろうか。そういえばさっき外で女子に囲まれていた気もする。顔は整っている方だ。もてて当然だろう。

森田 圭人

いくさんさー、カノさんつくる気とかないんかー?おもろないやん?

こいつは何を言い出すのだろう。いきなりそんなことを言い出すかと思うと首に腕をまわしてきた。

雨宮 育斗

おい、、

俺がそう言うと

森田 圭人

いくさん今日なんも用事ない?遊びに行こうと思ってんけど、あそぼーな

雨宮 育斗

別にいいけど。することある?

森田 圭人

ある!

友達が出来た。友達って言っていいのだろうか。まあ、俺たちは今日、遊ぶ事になった

放課後

雨宮 育斗

人間界って思ってたよりだりぃー

これからどうなっていくのか。 その時の俺はまだ何も知らない。

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