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短編集

第30話 - 君に問いたい

2022年09月27日

#短編

ティア

ねぇ、いじめてる君に問いたい

ティア

何がしたいの？

ティア

その子をいじめてなんになるの？

ティア

ねぇ、自分より劣っているからいじめて

ティア

自分より優れているからいじめて

ティア

楽しい？

ティア

ずっと何も言わないからって

ティア

反撃したり、泣かないからってずっと無表情だからって

ティア

辛くないわけじゃない

ティア

死にたくならないわけじゃない

ティア

たった一時の感情でその子の運命は、人生はガラッと変わる

ティア

考え方も変わってしまうんだ

ティア

こうしたらいじめられるんじゃないか、こうしたら…ってね

ティア

そして、謝ることが多くなる

ティア

別に謝れば全て解決できると思ってるんじゃないよ

ティア

謝罪を軽く見てるわけじゃないよ

ティア

ただ怖いんだ

ティア

全てが

ティア

ただ気に入らないからいじめて

ティア

君は、その後のことを考えてるの？

ティア

その子の気持ちを

ティア

君の行く末を考えていじめてるの…?

ティア

君は軽い気持ちでいじめてるのかもしれない

ティア

でもさ、いじめられた本人はものすごく辛い思いをしていて

ティア

生きることをやめたいと本気で願ってるんだよ…?

ティア

いじめは悪いことだよ…

ティア

たくさんの命を奪ってきてたくさんの静かな生活を壊してるんだもの

ティア

私の言葉はもう君にはもう届かないかもしれないけどね

ティア

何も出来なかったら生きていちゃいけないの？

ティア

人と違う事は悪いこと？

ティア

じゃあ聞くよ、君と私は同一人物ですか？

ティア

寸分違わず同じ人間ですか？

ティア

これを読んで君が改心していじめがおきないことを祈っています

ティア

ねぇ、いじめを見て見ぬふりしてる君に問いたい

ティア

君は、その子を助けられないの？

ティア

君がひとつ勇気を出してくれたら

ティア

ひとつの命が守られるかもしれないんだ

ティア

次は自分が標的にされるかもしれない？

ティア

ならなんで君は、ここにいるの？

ティア

なんでここまで読んでくれてるの？

ティア

お願いだ

ティア

君が目を背けなければ

ティア

その子は、助けられるんだ

ティア

ほんの小さな勇気でいい

ティア

いじめっ子に立ち向かわなくてもいい

ティア

でもさ、君の周りには

ティア

保護者も、先生も、先輩だっている

ティア

学校なら教育委員会に言えばいい

ティア

会社なら人事部とかに証拠など持ってたらいい

ティア

警察に相談するのもいいと思う

ティア

ブラック企業や、グルになってない限り君のことも

ティア

その子のことも守ってくれるよ…

ティア

これを書いたことでいじめや自殺が減ることを祈っています

ティア

最後に知ってますか？

ティア

いじめに気づかなかった君も加害者だってこと

ティア

いじめに気づかなかった君が周りを見渡してそのいじめに気づいて

ティア

その子に救いの手を差し伸べてくれたら

ティア

その子はどれだけ救われるでしょう…

ティア

そのいじめ気付かぬ君も同じ罪

ティア

お願いしますm(_ _)m

ティア

小さな勇気でいいんです

ティア

その子を助けてあげてください

ティア

手遅れになる…前に

ティア

君の周りに「死にたい」と言っている人はいますか？

ティア

いるなら、反対しないであげてください

ティア

その子は、何度も何度も考えて

ティア

ようやく弱音を吐き出すことができたんです

ティア

あなただから、言ったんです

ティア

それを否定したら、二度とその子はあなたに弱音を吐き出せなくなります

ティア

あなたは信用されているんです…

ティア

それに…たぶんもう遅いんですよ…

ティア

ずっと我慢し続けて辛いって言えないまま生きていて

ティア

ある日突然、生きていることになんの価値も見いだせなくなるんです…

ティア

☆ぬことへの恐怖がなくなるんです(´；ω；｀)

ティア

生きていく理由は…

ティア

友達のため？

ティア

ペットのため？

ティア

彼氏のため？

ティア

その人たちがその子を救えなかったんですよ…？

ティア

私のために生きてって…

ティア

私が一緒にいるからって…

ティア

あなたがそばにいても根本的な問題が解決する保証なんかどこにもないんですよ…

ティア

あなたが安易に発した言葉で、その子は縛られ続けるかもしれないんです

ティア

生きていたくないのに、何かのために自分を犠牲にして生きろって

ティア

辛い思いをしている人に言わないでください

ティア

大切な人だから☆んでほしくない？

ティア

そんなのその子には関係ないでしょ？

ティア

生きていることに疲れて恐怖して…もう…楽にしてあげてくれませんか？

ティア

少し変わりますが、

ティア

もしかしたらあなたにSOSを出しているのかもしれません

ティア

助けて🆘

ティア

って

ティア

そのSOSを無視しないであげてください

ティア

隣にいてあげるだけじゃない

ティア

守ってあげてください

ティア

寄り添ってあげているだけではその子は救えないんです

ティア

お願いですから、その子の言葉を否定しないであげてください

ティア

あなたがその子の言葉を肯定してあげるだけでいいんです

ティア

この世から消えることの何がいけないんですか？

ティア

本人がそれを望んでいるなら、反対する理由はないと思いませんか？

ティア

その子の望みが『☆』なら反対しないであげてください

ティア

それを止める権利なんて他人である私たちにはないのだから……………

ティア

死にたいという子に言いたい

ティア

よく…頑張りました💮💯

ティア

世界中の誰もがあなたにゼロ点をつけたとしても、私は、満点だと思うよ😊

ティア

辛かったね…なんて言わないよ

ティア

一人一人辛いと思うレベルが違うから…

ティア

でもね、全員に言うべき言葉がある…ここまでよく頑張りました💮💯

ティア

あなたが生きてきた日々に、頑張ってきた日常に

ティア

なんの価値もないなんて言わないでください

ティア

周りの人達があなたに価値がないと言ったとしても、

ティア

私は、あなたが今まで生きてきた日常に価値があると思うよ

ティア

人間にはみんな価値があるからさ

ティア

犯罪者にも、幸せな人にも、今産まれたばかりの赤ちゃんにも

ティア

誰にでもね

ティア

今まで生きてきてくれてありがとう

ティア

これからは、自由になっていいんだよ

ティア

でもね、最後に、あなたに悲しんでくれる人はいないのか確認してください

ティア

悲しんでくれる人がいても辛いなら…死にたいなら…反対はしません

ティア

だって、人間は自由であるべきだから

ティア

人間はみんな幸せになる権利があると思っているから

ティア

最後にもう一度言います

ティア

よく頑張りました💮💯(｡-ω-ヾ(>᎑<`๑)

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ティア

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