愛華
私……私は……
いじめっ子
おら!!!
ボキッボカッ
いじめられっ子
痛い……!!!
いじめられっ子
やめて!
いじめられっ子
助けて!!!
愛華
助けてくる
アテル
そう。
アテル
気をつけてきて。
愛華
うん。
愛華
そこ!!
愛華
何やっているの!!
いじめられっ子
てめぇ、誰だよ!!!
いじめられっ子
お前もこいつと同じ目に会いたいのか!
愛華
あんたらね!どんだけ酷いことしてるかわかってるの!!?
愛華
大人数が一人をいじめるなんて卑怯よ!!
愛華
人は平等。それをわかっているの!!?
いじめられっ子
お前には関係ないだろ!!
いじめられっ子
ッチ
いじめられっ子
どうせこいつなんかに構ってやれねえからな
いじめられっ子
別んとこ行くぞ!!
愛華
大丈夫?
いじめられっ子
ありがとうございます!
いじめられっ子
僕、魔法が使えるから虐められたんです
愛華
魔法?
いじめられっ子
はい。人間の世界とここ、猫の世界をつなぐことが出来るんです。
愛華
それって、人間の世界と猫の世界が行ったり来たりすることが出来るってこと?
いじめられっ子
はい、そうです!
愛華
私、人間の世界にかえりたいの!
いじめられっ子
いいですよ!助けてくれた恩もありますし、今すぐつなぎますね!
アテル
よかったね
愛華
うん!
いじめられっ子
つなげられました!このゲートを通ったら人間の世界に戻れますよ!
愛華
ほんとにありがとう!
愛華
バイバイ!
いじめられっ子
さようならです!
アテル
さよなら
人間の世界
友人
だ、大丈夫!?
愛華
…ん、あ、大丈夫
愛華
あ痛ッ
愛華
あれ、ボールじゃん
友人
よかったー
友人
ボールも愛華の意識も戻ってきた
愛華
そうだね
愛華
よし、またキャッチボールしよう!
愛華
(猫の世界は……夢だったのかな?)
愛華
…………あ
愛華
(やっぱり、夢じゃなかった!)
愛華の目線の先には、キラキラとひかる猫のネックレスがあった
完
アテル
よかった……あの子が正しい判断をしてくれて






