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朱音

‥‥チラッ

私の名前は桜井朱音

高嶺

テクテク・・・

戸狩

あいつ、どこに行く気や‥‥コソッ

渋谷

・・・・・・・

戸狩の兄貴と渋谷と高嶺の兄貴の後を付いている 天王寺組の武闘派極道や

こうなった経緯を簡潔に説明すると‥‥

高嶺

コンコンッ親父、失礼します

高嶺

ガチャッ

三國

おお、高嶺か

三國

珍しいな、お前から俺のとこに来るなんて

高嶺

まあ、ちょっと

三國

で、どうしたんや?

高嶺

明日、ちょっと行きたいとこがあるんで

高嶺

休み貰ってもええでっか、?

三國

‥‥ほんまに珍しいことがあるもんやな

三國

構わへんで

高嶺

、!ありがとうございますペコッ

高嶺

それでは、失礼します

高嶺

ガチャッ、バタンッ

三國

・・・・・・・あいつから言いに来るなんてな

三國

珍しいこともあったもんや

三國

・・・・・・・

気になった親父が、私、渋谷、それに戸狩の兄貴に尾行を頼んだっちゅう訳や

朱音

でも、たしかに兄貴から親父に頼んだことはないですねコソッ

戸狩

なんかそれほどのことがあるんやろか・・・コソッ

渋谷

それを確かめるために、今俺らおるんでしょコソッ

高嶺

・・・・・・・トコトコ

――花屋――

渋谷

ここって…

高嶺

(カランカラン

朱音

あ、兄貴入っていきました

渋谷

なんでここに‥‥

高嶺

(~~~~?

店員

(~~~!~~~?

高嶺

(~~~…

戸狩

なんか店員さんと話しとんな

渋谷

流石にここからじゃわかりませんね…

高嶺

カランカラン

朱音

あ、出てきました

高嶺

テクテク

渋谷

もう組帰るんですかね?

戸狩

え、ほんまか?

朱音

なわけないでしょ

朱音

それやったらなんで一日も休み取ったんです

戸狩

・・・・・・・

渋谷

・・・・・・・

朱音

早く後追いますよ

戸狩

あ、ああ

戸狩

ここって…

渋谷

墓・・・ですよね

戸狩

こんなとこに用って…

朱音

・・・・・・・

高嶺

ザッザッ…

高嶺

(一つの墓の前で止まる

朱音

・・・・(墓の名前を見る

「一ノ瀬双葉之墓」

高嶺

・・・スッ(墓の前に座る

高嶺

・・・双葉、久しぶりやな

兄貴は、墓の前に座り話し始めた

高嶺

しばらく来れてなくてごめんな…笑

高嶺

ちょっと忙しくってな…

渋谷

・・・・あの墓

渋谷

兄貴のご家族でしょか?

戸狩

・・・どやろな

朱音

・・・・・・・

高嶺

・・・スッ(花を出す

高嶺

見てるか?双葉が好きやった花

高嶺

せっかくやから俺”が好きやった花も持ってきたわw

兄貴はそう笑って、墓の花瓶に丁寧に花を生ける

高嶺

・・・綺麗やろ?

そう言った兄貴から、一瞬笑顔が消えたような気がした

高嶺

・・・双葉は、今の俺を見てなんて言うかなぁ…苦笑

高嶺

あん時みたいに…やってくれるんかな…

朱音

・・・・・・・

高嶺

・・・なあ、双葉

高嶺

お前は覚えてるか、?

高嶺

双葉が…俺を救ってくれた日のこと…

高嶺

俺の花”が枯れた日のこと…

高嶺

・・・・俺の光が消えた”日のこと…

高嶺

・・・クスッ"ほんまに…

高嶺

時間って…自分の想像の何倍も速く流れるよな…w

高嶺

・・・・(せっかくやから、戸狩たちになんか持って帰ろか

高嶺

スッ(立ち上がる

高嶺

じゃあな、双葉

高嶺

また来年、ニコッ

朱音

・・・・・・・(ちょっと唯奈と伍代に調べてもらおかな‥

朱音

兄貴、私らも帰りましょか

戸狩

ああ、せやな

戸狩

おおい渋谷ぁ、帰るぞー

渋谷

あわかりました!

朱音

・・・(まあ、多分兄貴は私らの事気づいてるやろうけど…

朱音

そんな気にすることでもないか

戸狩

おーい朱音ぇ―

朱音

あ、ちょっと待ってくださいー!

高嶺

・・・いつか…

高嶺

朱音たちにも…言わなあかん日が来るんかな…

高嶺

・・・・もう、俺は‥‥

高嶺

変わった…はずやったのにな…笑

高嶺

・・・・(思い出したくもなかった…のに‥

高嶺

それじゃあ…双葉が許してくれないよな…笑

次回 拾陸話 高嶺優の過去『1/2』

天王寺組の「小さな悪魔」

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