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涼太
涼太
翔太
涼太
翔太
翔太
戸籍上 一応、翔太は行方不明だから
まずは警察に 行ったほうが良いのだろうか…
翔太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
翔太
涼太
涼太
涼太
涼太
翔太
翔太
涼太
ちょっとシュンとした 顔になる翔太
そしてチラチラと 無意識な上目遣いで こちらを見てくる
元来俺は 翔太のこの癖に弱いのだった
涼太
涼太
翔太
目をぱっと輝かせて 口角が少し緩む
声には出さなくても 翔太の表情は昔から素直だった
涼太
こうして俺と翔太の 不思議な同棲生活が 幕を開けた
そうして同棲を始めて 1週間ほど経っただろうか
何個か問題が発生した
まず1つ目は 朝に起こる
俺達は、同じ部屋で 翔太が床で、俺がベッドで 寝ているのだが
涼太
涼太
朝起きると 部屋の気温が信じられないくらい 下がっているのだ
おそらくそれは 隣で寝てるこの雪女(男)の せいなのだけれど
涼太
涼太
おかげで少し 寒さ耐性はついたけど
翔太
涼太
翔太
翔太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
涼太
まぁなんだかんだいって 翔太は俺の家で 落ち着いて過ごせているらしい
2つ目 ご飯の時
翔太は妖怪で 食べなくても生きていけるそう
だから山にいたときは ずっと何も食べてないらしい
そこで、 久しぶりにご飯食べてみる?と 初日に夕飯を出したところ
翔太
翔太
と、口元を抑えて 呟いた
涼太
涼太
翔太
翔太
涼太
翔太
翔太
なんて言っていたけど…
最近ご飯の時間のたびに 俺の隣に座って
翔太
涼太
翔太
涼太
涼太
翔太
翔太
涼太
とりあえず フォークに刺していた人参を 翔太の口の前に持っていく
翔太
翔太
涼太
涼太
今日はハンバーグだったので 一口大に切り分け また口の前に持っていくと
翔太
翔太
翔太
餌付けしてるみたいだな…
涼太
涼太
翔太
涼太
翔太
ちょっと翔太が 不機嫌そうな顔になったのは 気のせいだろうか?
涼太
涼太
翔太
涼太
涼太
翔太
涼太
そんな感じの日が 毎日続くものだから
そろそろ夕飯だけでも 2人分作ろうかななんて 考えている
そして3つ目 寝ている時
涼太
いつもそれが始まるのは 深夜0時頃。
涼太
俺は薄目を開けて ベッドの側の床を見下ろす
翔太
翔太
翔太が寝言を呟きながら 泣いている
翔太
翔太
何を言っているのか 全ては聞こえないが
自分を責めているような 言葉が度々聞こえた
涼太
その翔太を見るたびに 俺はあの日のこと───
翔太が学校から飛び出して、 そのまま 失踪してしまった日のことを
何度も思い出すのだった
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
7件
場面を想像しただけで鼻血が出てきそうです!!❤️💙
うわ〜〜〜ゆり組最高!❤️か💙にご飯食べさせて上げてたり、💙が上目遣いとかもうたまらん!あずささん天才👏