合作

やだ、やだ……

こんな、事したくない……

ﾄﾞﾝｯ““！！

あれ

おれ、なにして……

『ゆあんちゃんは可愛いねえ、♡』

『ちっちゃいね、何歳？♡』

『怖いの？』

『おぢちゃんが助けてあげるからね』

『大丈夫気持ちいいよ♡』

『泣いてるの？可愛いね』

『おぢちゃん、ゆあんちゃんのことタイプかもなあ……♡』

『いっぱいお金あげるから、俺の物になってくれる？♡』

昔から、ずっと俺は同じことをやっていたんだろう

変わったことはお母さんの所にお金がいってたってだけ

何も変わってないんだな、って実感できた

……でも、

それを変えてくれたのがなおきりさんだった

俺をお店から外へ引っ張ってくれて

色々ハプニングもあったけど

「僕がいるから大丈夫だよ」って、

お店をやめてもストレスなんか忘れるほど楽しませるって

だから、なおきりさんが全てだったのに

なおきりさんは、

なおきりさんはさ

なんで、お母さんの味方をするの？

なんで、

ﾄﾞﾝｯ､““！！

なんで、俺を否定するの？

いやだ、嫌だよ

気持ち悪いよ

意味がわからない

だって、俺は

そいつは

俺の事、物としかみてないのに

俺の事大事にしてくれてなかったのに

俺の事なんかどうでも良さそうにしてたのに

ストレスが溜まったら俺に当たってきたのに

なおきりさんは何も知らないくせに、

俺の事なんか、なにも＿＿＿

ﾊﾞｻｯ““！！

あたま、いたい

ここ、どこだ？

たっつん、？

なんで、ここに

なおきりさんの家、？！

まって、なんで

なんで俺、ここに居るの、

……全部夢？

まただ

また、お母さんは俺の人生を縛る

なおきりさんまでとるんだ

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ、

< うぁ““っうあああ““っ、！！

< 大＿＿ゃ＿、！

< たっぅ““ｯん““、！！

< 大丈＿＿やか＿！、

ゆあんくんの声が響く

僕は最低なことをした

自分の彼女を押して倒して

ゆあんくんは頭を打って

救急車を呼べばよかったのに、何も考えれなくて家に戻って

本当に、最低だ