ひな
ひな
ひな
ひな
ひな
ひな
ひな
ひな
眼前には、 闇に包まれ静まり返った街並み
一歩足を踏み出せば、静かに吹き抜けていく涼しげな風が髪を揺らす
開けたガラス戸を締め、ゆっくり深呼吸を一つ
澄んだ夜の空気が肺を満たした
先程までの錆びた鉄のような匂いとはおさらばだ
黒い外套のフードを深く被り直せば、ベランダに足をかけ、屋根の上に飛び乗った
ちらりと振り返り、後ろを一瞥する
つい先刻までは、温かみのある立派な屋敷だったものは今や生気を失っていた
白と茶色を基調とした内装を赤黒く染め上げたのは、他の誰でもない自分自身だ
不意に青白い指先が冷たい金属をなぞった
首に回った鈍色のそれは、自身を縛る重たい鉛。
りうら
無意識に零れた音には気付けないまま、伏せていた面を上げた
無感動な瞳が月明かりを浴びて鈍く光る
一人、外套を翻して立ち去った後に残ったものは、 十数の屍と赤い水溜まりを 閉じ込めた大きな箱のみ---
ひな
りうら
れている
何度も人身売買されそうな子を助けてる
ほとけ
治癒担当
初兎
情報収集、ハッカー担当
ないこ
短刀を使いこなしてる
いふ
銃を使いこなしている
悠佑
こぶしで戦ってる
ひな
主に人助けをしている。知る人ぞ知るお悩み相談所。
ひな
りうらを気に入っているグループ
意外と強いが人身売買で得たお金を使って強い武器を買ってるだけ
ひな