この作品はいかがでしたか?
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私の日常。
恋愛小説を読みながら 彼を見つめてしまうこと。
皆の人気者で クラスのリーダーの彼。
今日もクラスの友達と 楽しく会話をしている。
まさにThe陽キャな彼。
それに比べて三つ編みに 眼鏡をかけている私。
今日も休み時間の度に 本を読んでいる。
The陰キャな私。
陰キャな私と 陽キャな彼。
釣り合うわけがない。
この気持ちを 隠し通さないと。
僕の日常。
友達と騒ぎながら 彼女を見つめてしまうこと。
今日も教室の片隅の席で 読書をしている。
まさにThe真面目な彼女。
それに比べて教室の真ん中で 友達と話してる僕。
今日も休み時間の度に 騒いでいる。
The馬鹿な僕。
馬鹿な僕と 真面目な彼女。
釣り合うわけがない。
この気持ちを 隠し通さないと。
今日も恋愛小説を読みながら 彼を見つめてしまう。
彼の笑顔が 太陽のように眩しい。
私が陽キャだったら。
彼と一緒に会話出来たかな。
そんなこと考えても 意味がない。
所詮は陽キャと陰キャ。
釣り合わない。
釣り合うはずない。
この恋は叶わない。
今日も友達と騒ぎながら 彼女を見つめてしまう。
彼女の眼差しが キラキラと輝いている。
僕が真面目だったら。
彼女と会話出来たかな。
そんなこと考えても 意味がない。
所詮は真面目と馬鹿。
釣り合わない。
釣り合うはずない。
この恋は叶わない。
例え叶わぬ恋でもいい。
隣にいれなくてもいい。
だって。
彼の気持ちが。
彼女の気持ちが。
大切だから。
あぁ。
私は彼のことが。
僕は彼女のことが。
本当に好きなんだ。
この気持ちは もう止められない──。
コメント
20件
あああぁぁぁぁぁぁぁこの物語、好きすぎる…!!! 真逆の事を考えている、お互い両片想いの二人…充分釣り合ってるよ!!!! もう…最高すぎた…!二人とも、頑張れーーーーー!!!
素敵な物語です✨✨