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4人の狐【死狐】

第35話 - 結託と忠誠。…え、あれが重い？まだまだじゃない？(By唯楽)

2025年03月13日

#オリキャラ

#世界一の殺し屋

#我々だ

#らっだぁ運営

#日常組

#ぴくと

ハンヌくん

レックス

お待たせしたね、主様

ディータ(蓮)

問題ない

ユカ(歩華)

……レックス…ディータ…その子は？

？？

……！

レックス

今から説明するよ

グルッペン

………その使い魔は…あいつの＿＿

ジップ

＿＿主、誰こいつ

ルク(ぶるーく)

うわっジップ！？

ナム(なかむ)

きゅ、急に現れた…

らっだぁ

わぁー………ねぇこれって修羅場？シャークん

シド(シャークん)

え…いや、俺に聞かれても…

ユカ(歩華)

ジップ、落ち着いて

ジップ

落ち着けないよ、なんでこんなのがいるの

ジップ

自分の主が嫌いだからって僕の主に乗り移る気？

ジップ

それとも蓮様に？それこそありえないね

ジップ

身の程を弁えてからこの場に現れたらどうなの？

？？

…………ｯ

ユカ(歩華)

ジップ

…………何故ですか主、何故僕を止めるのですか

ジップ

この穢れた使い魔など放っておいても

ユカ(歩華)

ジップｯ！！

ジップ

！ﾋﾞｸｯ

ユカ(歩華)

…………見捨てるために私はこの仕事をやってないよ…

ジップ

…………ぁ…申し訳……ありません……

レックス

落ち着いてくれたかい？

ジップ

………ごめんなさい、レックス様

レックス

うん、大丈夫だよ

レックス

でも気をつけて、これが本当に許されるのは今この場だけだろうから

ジップ

はい、以後心に刻みます

？？

…………申し訳ありません、私のような穢れ者がこのような場に来たこと、どうか広きお心でお許し下さい

らっだぁ

わ…喋った

グルッペン

そりゃレア度3なら喋るだろ、現にそこのジップや瑠海、唯楽の使い魔もレア度3でめちゃくちゃ喋るじゃないか

らっだぁ

あ、そっか

レックス

さぁ、お話を聞かせてくれるかい？

？？

………はい

メイ

私は、あなた方が今対峙している方の使い魔で…名をメイと…言います

メイ

今まで私たちは軍にいたのですが、ある日我が主は｢足りない｣と仰って、軍を辞めました

メイ

そして何故か…このような事を始めたのです

ユカ(歩華)

これが1度目では無い、ということ？

メイ

はい、その通りです

メイ

1家を襲撃し、拉致し、この部屋で…もしくはその場で、惨殺されました

メイ

………私は人を、人間を、ましてや犯罪に手を貸すために主と決められた方に力を貸している訳では無いのです

メイ

……でも……私の声はきっと届かないでしょう

メイ

私の声も、それすらあの方は忘れてしまっている

らっだぁ

………ん？ちょっと待って

らっだぁ

それって最初は喋れること分かってたんだよね？

ルク(ぶるーく)

え、じゃあ今はどうして…

メイ

………私が知らぬ間に、我が主殿は何者かに記憶を消されているか上書きされています

ルク(ぶるーく)

え…！？

ナム(なかむ)

そ、そんな……

シド(シャークん)

他人の記憶を、消す…

グルッペン

………ディータよ、心当たりは無いのだな？

ディータ(蓮)

…何故、今俺に聞いた

グルッペン

……………すまない、愚問だったな

グルッペン

確かレア度1か2に、稀に記憶改変の力を持つ使い魔がいると聞いた

グルッペン

きっとその使い魔を使役している者の仕業だろう

メイ

はい、その可能性が大いにあります

レックス

ふーん…あぁ、確かにそんなのいたね

ジップ

…………僕も聞いたことあるや

ジップ

でも、本当に極稀ですよね

レックス

うん、結構

レックス

僕とステックスは例外だけど、それを除けば全体で5匹いるかいないかじゃない？

メイ

それを、高確率で引き当ててしまった人間が…いるんです

ユカ(歩華)

そんなのいたんだ？

ディータ(蓮)

知らん

らっだぁ

無関心……w

シド(シャークん)

でも、なんでそれで師匠たち…死狐を狙うんだ？

メイ

きっとその元凶の奴が死狐に強い恨みというか、関心を引いているのではないかと…

ルク(ぶるーく)

師匠たち何かしたの？

ユカ(歩華)

し過ぎてわかんない

ディータ(蓮)

興味無い

レックス

ま、すぐに分かったら面白くないじゃないか！

レックス

じっくり調べていけばいいよねﾆｺ

メイ

………はい…

ユカ(歩華)

……………じゃ、もう行こうか

ユカ(歩華)

あまりここに長居しても意味無い、し…ｯ!?

ｸﾞﾗｯ

ジップ

主！？

ﾄｯ…

らっだぁ

あ、危なァ……！！？

ユカ(歩華)

あー…はは…ごめん、ありがとう…ちょっと立ち眩み……

ディータ(蓮)

そのまま座らせろ

らっだぁ

え？あ、うん

ユカ(歩華)

…………ディータァ……大丈夫だってぇ…

ディータ(蓮)

ユカ、あまり無茶をするなと何度言ったら分かる

ディータ(蓮)

キツイならキツイと正直に言えばいい、俺が君を否定することは無いと言ったはずだ

ユカ(歩華)

………ん……ごめん

ユカ(歩華)

もう大丈夫

ジップ

主……ｼｭﾝ( ´･ω･`)

ジップ

ごめんね、また…僕が暴走しちゃって……辛い思いさせちゃった…

ユカ(歩華)

もー、ジップのせいじゃないよ

ユカ(歩華)

私が…しっかりしなきゃいけないんだから、ジップが気に病むことは無いの

ユカ(歩華)

それにディータもいるし、ね？

ディータ(蓮)

…あぁ

ジップ

うぅぅ………主ぃ〜！！！(泣き)

ユカ(歩華)

なんで泣くのぉ〜w

らっだぁ

蚊帳の外〜〜

グルッペン

お前、よく動いたな

らっだぁ

へへ、だろ？

ナム(なかむ)

もしかして歩華さん狙い？？？

らっだぁ

ん？……は？え違うよ？

らっだぁ

歩華は狙ってないね

ナム(なかむ)

へぇー………？

ナム(なかむ)

じゃぁ瑠海さん？唯楽さん？

らっだぁ

いやだから、何のはなs

ルク(ぶるーく)

蓮

らっだぁ

………………………………←図星

シド(シャークん)

姉さんは渡さん

グルッペン

ほぉ、いいことを聞いた

らっだぁ

ちょちょちょ！！！待って待って？！なんでそうなるのさ！！？

ルク(ぶるーく)

あー、この必死さは本当なんだぁ〜w

シド(シャークん)

マジか冗談だったのに……まぁ本当でも渡さんが

ナム(なかむ)

姉さんも師匠もダメ！

グルッペン

面白い話が聞けたな、持ち帰ろう

らっだぁ

もぉやめてくれぇぇ………

らっだぁ

(俺が蓮を……でも…それだとぴくとさんが……)

グルッペン

情けない声だな、それでも男か？

らっだぁ

バリバリ男ですけどなんすか文句あんのか

グルッペン

口が悪いな

らっだぁ

誰のせいだ

グルッペン

この3人だな

らっだぁ

よぉしこれが終わればお前らを一発殴りに行くから待っとけ？

シド(シャークん)

え嫌だけど(即答)

ナム(なかむ)

やだなぁ〜先輩冗談じゃないですかぁ〜()

ルク(ぶるーく)

なかむニヤニヤが止まってない…

レックス

…………ねぇメイくん

メイ

はい、なんでしょう

レックス

本当に元凶の奴に身に覚えがない？

メイ

えぇ、ありません

レックス

……………(ｼﾞｯ)

ﾌﾘｯ…(尻尾を揺らす)

メイ

………レックス様には…隠し事が通じないということですね…

レックス

ふふ、素直に話してくれるなら嬉しいよ

メイ

分かりました…ですが、予想ですし本当に少ししか知りませんよ

レックス

構わないよ、少しでも情報が得られるのなら

メイ

………我が主を変えた者は……レア度1の希少な使い魔を持つ最強の男と言われた、この国のトップ…

メイ

そう目星を付けています

レックス

………へぇ？

レックス

我が主である高貴なる方ではなく全くの別物がトップであると？

メイ

いいえ、私にはそう思いませんよ

メイ

貴方様の主様は、私がこの世で見てきた人間の中で一番の実力者です

メイ

勿論レックス様や離れた場所に居られるステックス様こそ、我らの頂点となります

メイ

よって、貴方々以外に最強と言われる人物は居ないと、私は知っておりますよ

レックス

………ふふ、それは嬉しいね

レックス

でも、君も油断しないようにね？

レックス

なんたって我々とその主には契約がある…それは君も例外じゃないはず

レックス

君は主を戻したい？また最初のようになりたい？

メイ

………出来ることなら……あの頃に戻りたいと、思っております

レックス

ふふ、なら我が主に願うといい

レックス

なんたって僕の主様は、最強なのだからね

メイ

………レックス様は……お優しいのですね

レックス

ん？んー……はは、｢ペットは飼い主に似る｣、だからね

メイ

我らが頂点を操る強者様………どうか…私の主様を、そのお力で助けて下さいませんか…

メイ

報酬はいくらでもお支払い致します、足りなければ私の命も捧げましょう……

メイ

…ｯですからどうか、…どうか私の主様を……あの頃の人間に、戻していただけませんか…ｯ！

ディータ(蓮)

……………

ディータ(蓮)

レックス、何か言ったな

レックス

…いいえ主様……ですが、主様のしたいようにしてくださいな

レックス

僕ら使い魔は所詮物

レックス

主様の命令には逆らえませんから

ディータ(蓮)

……………はぁ

ディータ(蓮)

……いいだろう

メイ

！！

ディータ(蓮)

君がそれを依頼するのならば、俺はその依頼を引き受ける

ディータ(蓮)

だが、報酬は別にいらない…こちらは余るほどあるのでな

メイ

……ｯ…本当に…っありがとうございます…！

ディータ(蓮)

気にするな、元から殲滅の依頼はあった…そのついでだ

ディータ(蓮)

『死狐』の名にかけて、依頼をこなしてみせよう

ディータ(蓮)

ユカ、ルク、ナム、シド

ディータ(蓮)

俺のこの決断に異論はあるか

ユカ(歩華)

いいえ

ルク(ぶるーく)

ありません

シド(シャークん)

我々は貴方のどんな指示にも従います

ナム(なかむ)

どうぞ、なんなりとご命令下さい

ユカ(歩華)

ボス

ユカ(歩華)

私達はもう貴方に命を捧げた…貴方に逆らう事は命を捨てるのと同等

ユカ(歩華)

好きにお使い下さい、私達は貴方の腕となり脚となる自覚が既に出来ておりす

ディータ(蓮)

…………何度も言うが、ユカ

ユカ(歩華)

はい！←(何回も名前呼ばれて嬉しい)

ディータ(蓮)

重い

ユカ(歩華)

え……でも本当ですよ？

ディータ(蓮)

……気持ちは嬉しいが、重すぎる

ユカ(歩華)

えぇ〜………あ、もしかして伝わってませんか？！では実際に腕を切r

ディータ(蓮)

らなくていいから落ち着け

(一同)

(めちゃくちゃいい雰囲気だったのに台無しになったなぁ…)

ユカ(歩華)

えぇ〜………

ディータ(蓮)

残念がるな

ディータ(蓮)

……その腕は俺のために使ってくれるのだろう？

ディータ(蓮)

ならすぐに無くすのは勿体ない

ユカ(歩華)

………！！

ユカ(歩華)

えぇ！そうですねっ！！では早速この腕を使いましょう、そうしましょう！

ユカ(歩華)

さぁその屑共を殴り飛ばしに行きましょう！ボスッ！！ﾆｺｯ

ディータ(蓮)

……………はぁ……

レックス

先が思いやられるねぇ〜

ディータ(蓮)

…代弁どうも

ナム(なかむ)

あはは……()

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ハンヌくん

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