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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

北山宏光

.....

二階堂高嗣

すまないキタミツ.....

千賀健永

任務は失敗しました.....

Kis-My-Ft2のアジトには暗殺専門の二階堂と千賀は土下座の体制でリーダーの北山に謝罪をしていた。

二階堂と千賀が謝罪しても北山は苛立ちが収まってなかった。

北山宏光

異能者を殺すだけで失敗はするか

二階堂高嗣

っ.....

千賀健永

っ.....

北山宏光

殺せなかった挙句大天使を奪えなかったのかよ

宮田俊哉

キタミツがめっちゃ怒っている

玉森裕太

うん特に最近はガヤとワッターのことで苛立っていたからね

宮田俊哉

任務失敗で激おこなわけか

捕獲専門の宮田と玉森はコソコソと話す。

北山宏光

お前らさえも俺を苛立たせるのか

二階堂高嗣

それは違います!!

千賀健永

悪いのは俺たちです!!

北山宏光

黙れ

二階堂高嗣

うぅ!!!!

千賀健永

ニカ!?

北山宏光

うるさいんだよ

千賀健永

アガッ!!

バタン!!!!

北山は怒りが頂点に立ち自分の能力で二階堂と千賀を気絶させる。

その光景を見ている宮田と玉森は北山に恐怖していた。

北山宏光

宮田

宮田俊哉

はい!!

北山宏光

藤ヶ谷と横尾はどこに行った、ずっと見かけないが

宮田俊哉

ガヤさんと横尾さんは俺たちでも見てません

北山宏光

チッ

大部屋は藤ヶ谷と横尾はいなかった。

北山宏光

宮田、タマ

北山宏光

大天使を捕らえてこい、護衛は殺しても構わない

宮田俊哉

はっ

玉森裕太

はっ

北山宏光

大天使さえ手に入れば苛立ちが収まる.....

北山は宮田と玉森に康二を捕まえることを依頼する。

宮田俊哉

千ちゃんの能力をコピーするからね

宮田は気絶している千賀の体を触れる。

宮田は相手の能力をコピーができる、だがコピーするには相手を触らないといけないこととコピーは1回のみしかできない。

捕獲専門の宮田と玉森は康二がいる場所へ行きだす。

藤ヶ谷太輔

.....

横尾渉

相変わらず汚染の雨が降り続けているな

藤ヶ谷と横尾は外におり崩れた町々と灰色の空を眺めていた。

藤ヶ谷と横尾は汚染対策法の雨合羽とガスマスクをつけていた。

藤ヶ谷太輔

あのチビリスより赤ん坊は俺らのほうが相応しい

横尾渉

力も俺らのほうが先に叶える

人間がほとんどいないこの世界。

この平行世界で彼らは生きている。

生きている理由は1つ。

ある力を持った青年・向井康二を狙っていること。

目黒蓮

じゃあ財団を襲ったのは彼らではないと

河合郁人

うん、俺らの時は美形な顔立ちした怖そうな人だった

目黒蓮

じゃあ財団を襲った人と彼らは同じ組織の一員というですか

河合郁人

めめの推測は間違ってないと思う

目黒蓮

そうですか.....

俺はとある一軒家にある公衆電話で会長と電話している。

彼らと財団を襲った人のことで何か関係があると思い。

だが組織のように手がかりがなくて困っている。

河合郁人

組織以外の敵が現るなんて.....

目黒蓮

平和がまた崩れるとは思ってなかったです

河合郁人

目的もなんなのかわからないな

目黒蓮

.....

会長も彼らが何者かわかってないようだ。

突然俺らに襲ってきた敵。

彼は何者で何が目的かさっぱりわからない。

河合郁人

色々教えてくれてありがとうめめ

目黒蓮

会長も色々教えてくれてありがとうございます

河合郁人

また何かあったらすぐに教えてね

目黒蓮

わかりました

ガッチャ

目黒蓮

.....

室さんが助けてくれなかったら俺は死んでいた。

室さんには感謝しかない。

だが.....

浜中文一

会長と話は終わったの?

目黒蓮

はい、今終わりました

浜中文一

体の調子はどう?怪我も大分癒えとると思うが

目黒蓮

ありがとうございます、怪我は大分癒えています

浜中文一

よかった、君が傷だらけやったから

ドアから彼が顔を覗かして話していた。

俺が受けた傷は彼の能力で治ってきていた。

1日前

目黒蓮

むっ室さん.....?

室龍太

ん?なんでお兄さんが俺の名前を知っとんねん

目黒蓮

えっ.....だって貴方は.....

忘れもしない室さんの声。

気配も声も全てが室さんそのものだった。

康二

うー.....

目黒蓮

こっこうじ.....

腕に抱きしめている康二は泣き出す。

スッ.....

室龍太

康二が無事でよかった

目黒蓮

えっ.....

腕に抱きしめていた康二を室さから引き離し、大事そうな抱きしめていた。

康二のこと知っているの?

そういえばさっき赤ん坊を隠していたと言っていた。

じゃあこの赤ん坊は室さんが?

でもなんで死んだはずの室さんが生きているんだ。

謎は深まるばかりでわからなかった。

室龍太

お兄さんなぜ俺の名前を知っとった

目黒蓮

えっ.....

室龍太

俺の名前を知っとる人間はもうおらん

室龍太

やのに初対面のはんと

初対面?

室さんは俺に出会って数年間色々教えてくれた。

死ぬ時も康二のことを俺に託した。

室さんのことは全部忘れてない。

目黒蓮

室さん俺です!目黒蓮ですよ!

室龍太

目黒蓮?お前のことか?

目黒蓮

俺に護衛のことや康二のことも話したことは覚えてないですか!

室龍太

知らんわ

目黒蓮

.....!!

室龍太

そもそも俺はこの世界の人間やないから

室龍太

俺は康二を守るために平行世界から来たんや

目黒蓮

平行世界?

室さんは俺を知らない表所で見て話す。

平行世界.....確かパラレルワールドの意味よな?

世界は1個じゃなく何十個もあるとか。

室龍太

康二も本来この世界におる人間やないのよ

康二

スースー.....

室龍太

久しぶりに力をつこたから疲れてもたか

目黒蓮

.....

室さんは康二を優しく頭を撫でている。

俺はまだ頭の理解ができておらず茫然と見つめることしかできなかった。

浜中文一

ちょっとるーた、彼にちゃんと説明をせな

室龍太

文一くん

目黒蓮

誰!?

浜中文一

待って!!俺は康二を味方やの!!彼らとはちゃうねんで!!

目黒蓮

えっ?

浜中文一

俺もるーたと一緒に平行世界から助けに来たなのよ

突然見知らぬ男性が現れ俺は馬上鞭を手に持つが。

男性は慌てながら自分の説明をする。

浜中文一

貴方が康二を拾って守ってあげとったん?

目黒蓮

はい

目黒蓮

法隆寺中門で康二がいて拾いました

浜中文一

ありがとうございます.....

目黒蓮

えっ

浜中文一

あの時は俺とるーただけじゃどないしょうもできなくてあっこに隠しとったん

浜中文一

けど彼らが邪魔してなかなかこっちの世界に行けなんだの

目黒蓮

隠した?

目黒蓮

それはどういうことですか?

浜中文一

貴方は康二と彼らのことわからんとすか?

目黒蓮

いえ康二も彼らのこともわかりません

もしかして彼は何か知っているのか。

康二と彼らのことを聞くのは今しかない!!

目黒蓮

すみません彼らはなんですか!!

目黒蓮

どうして康二を狙っているのですか!!

俺は思い切って室さんたちに聞いてみることにした。

真実を知るために。

室龍太

文一くん.....

浜中文一

そやな、このまま貴方を説明無しで離れるのは嫌よな

目黒蓮

.....!!

浜中文一

やけど説明するのも少し時間がかかるけど最後まで聞けへん?

目黒蓮

はい!!聞けます!!

浜中文一

わかった、やけど先に.....

男性はどこからかフルートを取り出す。

浜中文一

貴方の傷を治したるね

~~♪~~~♪

目黒蓮

.....!!

さっき受けた傷が音と一緒に消えていき体が楽になっていく。

これはもしかして能力なの.....

浜中文一

傷が癒えて来たね

目黒蓮

貴方も能力者?

浜中文一

せや、そやけど俺らの世界は能力のこと異能と呼ぶん

浜中文一

ほんでは俺は楽器で自由に音を操れるの、激しい音や優しい音などで攻撃や傷を治したりするの

目黒蓮

音を操る

能力者で生きてきた中で初めて音を操る人と出会った。

まさか彼らを知る者が現れるとは

宮田俊哉

どうタマ、場所は近くなっている?

玉森裕太

全然、降りた場所が遠かったから

宮田と玉森は地下の道を黙々と歩いていた。

玉森は自身の能力で矢印を頼りに歩いている。

玉森の能力は矢印で追跡・軌道の変更を自由にできる。

矢印は能力者のみしか見えてないので異能を禁止されてない。

宮田俊哉

早く捕まえないとキタミツが我慢の限界になる

玉森裕太

うん、俺らもニカと千賀さんみたいになりたくないもん

宮田と玉森は2人のようになりたくないと焦燥感にかられていた。

藤ヶ谷太輔

よっ捕獲専門さん

玉森裕太

ガヤ!!

横尾渉

2人とも随分焦っているね

宮田俊哉

横尾さんまでも!!

宮田と玉森の前に藤ヶ谷と横尾が待ち伏せをしてた。

宮田と玉森は2人がいたことに驚いていた。

藤ヶ谷太輔

焦燥感を出してどうしたの

玉森裕太

ガヤたちのせいでキタミツが怒っているのよ!!

宮田俊哉

そうよ!!ニカと千ちゃんが倒れたのは2人のせいだから!!

北山の状況を藤ヶ谷と横尾に話すが。

藤ヶ谷と横尾は無表情で何も思ってない感じをしてた。

横尾渉

北山さんの怒りなんか俺らに関係ない

藤ヶ谷太輔

元々俺らとチビリスとは馬が合わないし

宮田俊哉

キスマイの幹部は横尾さんとガヤさんですよ!!

玉森裕太

異能も俺らより横尾さんとガヤのほうが上だし

宮田俊哉

幹部がしっかりしないとどうしようもないです!!

2人の反発には宮田と玉森にも嫌気がさしていた。

だがどんなに2人に説得しても全く耳を傾けることはなかった。

藤ヶ谷太輔

捕獲専門も色々と大変だねー

横尾渉

じゃあ俺らは暫く放浪するからこっちにはしばらく帰ってこないことを彼に伝えてとってねー

宮田俊哉

えっ!?

玉森裕太

そんな.....

藤ヶ谷太輔

じゃあね捕獲専門の2人ー

ばっ!!

藤ヶ谷は壁に手を触れた瞬間、ファスナーが開いた。

そしては2人はファスナーが開いた中に入っていく。

藤ヶ谷太輔

あっ言い忘れていた

ばっ!!

宮田俊哉

おぉー!!!?

玉森裕太

誰だこの人

藤ヶ谷太輔

今の大天使の護衛

藤ヶ谷太輔

彼も異能者だよ、相手の心が読むのができるみたいね

玉森裕太

読心?

藤ヶ谷太輔

そうよ彼の異能は厄介だから気を付けてね

シューーーーー

藤ヶ谷は宮田に目黒の写真を渡し、目黒の能力も説明する。

宮田俊哉

へえーこの世界でも異能者はいるのね

玉森裕太

読心は初めて聞いたな

宮田俊哉

うん、彼の異能は要注意ねタマ

玉森裕太

そうだね

目黒の説明を聞き、目黒を要注意することを2人は決めたとあった。

現在

目黒蓮

.....

あの人の能力のおかげで俺は怪我を治り、彼らの隠家までついてきて。

隠家にはすでに部屋を用意されており。

布団の上で座ったらいつの間にか眠っていた。

目が覚めた時にはすでに朝が昇っており次の日になっていた。

浜中文一

朝ごはんを作っておいたから

目黒蓮

ありがとうございます

浜中文一

ゆっくりしもって話を聞いていてね

目黒蓮

はい

傷は癒えたがまだ疲れが残っている。

焼けたはずの馬上鞭も綺麗に直されている。

浜中文一

綺麗なリボンを巻かれとるね

浜中文一

このリボン不思議よね炎に焼かれても綺麗に保ってるもの

目黒蓮

.....

3人の希望はリボンという形になっている。

希望を受け継ぎ今の俺がいる。

ガラ

浜中文一

あら?るーた、康二は起きたの?

康二

キャキャ!!

室龍太

はいさっき起きたばかりやで

浜中文一

こんな形で再会できてよかったで

ギュッ

康二

あーあー!!

目黒蓮

.....

康二はご機嫌良いみたいで彼に抱っこされ喜んでいる。

この康二は違う世界の康二なのか.....

康二

うーうー!!

浜中文一

ん?どうしたんや?

康二

うーうー!!

目黒蓮

.....?

康二は俺を見て何か言っている。

浜中文一

この人の所へ行きたいん?

康二

うー

彼は康二を床に降ろし、康二は俺の所までハイハイしてくる。

室龍太

康二があの人になついとるのか

浜中文一

せや

康二

キャキャ!!

目黒蓮

康二.....

康二は俺を見て喜んでいる。

不思議な気持ちだ.....

ギュッ.....

浜中文一

康二は彼を実の親やと思ってるみたい

室龍太

短期間でそないなことがあるのか

室と浜中は康二を見て驚いて見ていた。

浜中文一

まあせっかくだし話を言わせてあげよう

室龍太

お兄さんはそこに座って

目黒蓮

はい

俺は台所の椅子に座る。

室龍太

話をする前にまず彼らの説明をしたる

室龍太

彼らは俺らの世界に暮らしとる過激派独善組織やねん

目黒蓮

独善組織?

室龍太

組織名はKis-My-Ft2、別名「キスマイ」と呼んでいる

室龍太

構成員は7人だ

スッ

室さんは彼らの説明しテーブルの上に1枚の写真を渡す。

目黒蓮

あっ!!この2人は!!

室龍太

そう、彼らは暗殺専門の二階堂高嗣と千賀健永ゆう

室龍太

ほんで一番右下に写っとる彼は組織のリーダーの北山宏光や

室龍太

貴方の財団を襲ったのは左下に写っとる藤ヶ谷太輔や

目黒蓮

この人が財団を

室龍太

財団を襲ったのは貴方の記録を書かれとるファイルをぺちるために襲ったと思う

目黒蓮

.....

彼らが康二を狙っているのか。

彼らがなんなのかようやくわかった気がする。

室龍太

彼らもお兄さんが言うとる能力者

室龍太

特にリーダーの北山宏光は厄介な能力を持ってる

目黒蓮

厄介な能力?

浜中文一

俺らもまだ北山くんの能力はなんなのか理解ができてへんの

室龍太

思想が誰よりも強く康二の力を執着に狙ぉとるん

目黒蓮

.....

キスマイという危険な組織から俺は康二を守っていたんだ。

だけどキスマイは何が目的なんだ?

独善組織だけしかわからないが。

目黒蓮

あのキスマイは何が目的なのですか?

目黒蓮

独善組織とはなんですか?

室龍太

.....

浜中文一

彼らの目的の前にまず俺らの世界から話したる

浜中文一

るーた、スクリーンと映像を用意をしぃ

室龍太

はい

室さんはスクリーンと映像を用意し始める。

俺はあの世界で何があったかわからない。

キスマイと平行世界の関係も。

ピッ

浜中文一

俺らが暮らしとった平行世界はごく普通の世界やった

浜中文一

平行世界の俺らは普通の一般人やった

室龍太

俺と文一くん、そして康二は仲良しでいつも3人どったんや

目黒蓮

.....!!

映像には俺らと同じ平和な町が映っており

その中には室さんと彼と康二のそっくり、いや康二そのものが映っていた。

目黒蓮

こっ康二.....

見た目が全て康二だった。

室さんと同じ平行世界には別の康二が存在してたんだ。

浜中文一

俺らの平行世界の幸せはある日突然崩れたん

目黒蓮

えっ

室龍太

ある日核戦争により平行世界が崩れてもたんや

室龍太

高高熱により世界が一気に溶け出し

室龍太

空は灰色の雲に覆われ、汚染した空気・雨水が降り出した

浜中文一

自然が一気に無くなり生き物が絶滅し人間も10割が絶滅した

浜中文一

生き残っとった人も汚染された空気と雨水で不治の病に侵される病死した

室龍太

ほとんどの人は不治の病になった者に接触すれば病を移されることに恐れ汚染された町に追い出され死んどってんで

目黒蓮

っ.....!!

平行世界にそんなことがあったなんて.....

映像には倒壊された町々と灰色の空と真っ黒の雨が降り続けている。

この世界は何もないように幸せに暮らせている。

話を聞くたびに涙がどんどん溢れ出し泣き続けていた。

室龍太

関西で生きとる人間は俺と文一くんと康二のみ

浜中文一

関東はキスマイしかおらん

目黒蓮

人間がほとんどいない.....

室龍太

.....

浜中文一

本来俺らも死ぬ運命やったの

浜中文一

やけど康二が持っとったオレンジ石の力によって奇跡的に助かったん

目黒蓮

オレンジ石!!

俺はズボンのポケットからオレンジ石を取り出す。

室龍太

オレンジ石!!

浜中文一

貴方がオレンジ石を

目黒蓮

はい

室龍太

オレンジ石は康二が昔から持っとったんや

浜中文一

両親からただの石ではなく不思議な石とだと教えてくれたん

目黒蓮

不思議な石.....

オレンジ石も平行世界でも力を持っていたの。

室龍太

病気が治った俺らは異能を手にした

浜中文一

康二もオレンジ石を操れる人間になったの

目黒蓮

.....

室龍太

だがキスマイが現れ康二とオレンジ石は狙われ出したん

浜中文一

キスマイも俺らと同じ異能で身体能力も上でむっちゃやないけど俺らが叶う相手やあれへんかった

室龍太

康二は他人の争うのが嫌いやった

室龍太

康二のその思いがオレンジ石が答え争いはなくなったが.....

浜中文一

オレンジ石の力の影響で赤ん坊の姿になってしもたの

目黒蓮

えっ!?

康二はオレンジ石の力によって赤ん坊になっていたの!?

明らかになっていく事実に俺は驚きしかなかった。

室龍太

やけど今日の満月の夜には完全に康二が戻る

目黒蓮

元に戻る?

室龍太

オレンジ石の力は長く続かへんのや

目黒蓮

.....

浜中文一

それを知ったキスマイはもっぺん康二を狙い動き出したんや

浜中文一

俺とるーただけじゃ赤ん坊の康二を守るのは困難やったの

室龍太

俺らは康二をキスマイから逃れるために平行世界から転送させたの

目黒蓮

転送.....もしかしてあの時.....

俺はあの時のことを思い出す。

法隆寺中門の中に康二とオレンジ石があったことを。

あれは捨てられたなく.....

浜中文一

この反応は.....!?

目黒蓮

これは!!

室龍太

キスマイだっ!!!!

ビュルルルルルルルルルルル!!!!

目黒蓮

っ.....!!!?

室龍太

隠家にいてもバレたか!!

玉森裕太

やっと大天使を見つけたよー

宮田俊哉

タマー早く大天使を回収しないといけないよ

玉森裕太

護衛も弱そうし

突然強風で家の壁を壊し大きな穴が空いた。

その中に写真を見た2人がいた。

浜中文一

るーた!!彼と一緒にキスマイを食い止めて!!俺は康二と一緒に逃げるから!!

室龍太

わかった!!

目黒蓮

康二だけは渡さないから!!

玉森裕太

お前がガヤが言っていた読心の異能者か

目黒蓮

.....!!なぜそれを!?

宮田俊哉

ガヤさんが貴方の異能のことを教えてくれたの

目黒蓮

ガヤさん?

室龍太

財団を襲ったのは犯人や

目黒蓮

.....!!

キスマイの2人は俺の能力を知っていて言い出す。

まだ初対面なのにどうして俺の能力をわかったか驚いた。

室龍太

名前は目黒蓮ってやったよね

目黒蓮

はい、そうです

室龍太

目黒、彼らは昨日の2人と違い身体能力が得意やねん

室龍太

能力よりも身体能力に気ぃ付けるべきや

目黒蓮

わかりました!!

読心を逆手に取られないように気を付けるべきだ。

ギュッ!!

玉森裕太

へえー貴方も身体能力の方が得意なんだ

目黒蓮

そうですね

バシン!!

玉森裕太

おっとー

目黒蓮

.....

宮田俊哉

タマ大丈夫ー

玉森裕太

大丈夫、馬上鞭なら勝ってる自信はあるから

室龍太

お前らの好きにはさせへん!!

バン!!

宮田俊哉

あぶねー

室龍太

あんたの相手は俺や!!

室はボウガンで宮田に矢を打つが宮田は余裕に避ける。

目黒蓮

.....

玉森裕太

こっちに来るなよ!!

目黒蓮

矢印だと!?

玉森は自信の能力で目黒の馬上鞭の方向を変えた。

矢印!?これはなんだ!?捕獲長と同じ軌道変更か!?

玉森裕太

これで!!

目黒蓮

っ.....!!

矢印で馬上鞭をUターンされ俺に攻撃が当たりそうになった。

その瞬間俺は咄嗟に避け攻撃がギリギリ避けられた。

目黒蓮

えっ!?

室龍太

.....!!

バシン!!!!

今、俺の体が勝手に動いて室さんに攻撃しそうになぅた。

室龍太

何をしとんねや!?

目黒蓮

すみません!!ですが体が勝手に.....

玉森裕太

このまま共倒れになってしまえ

目黒蓮

わあああああ!!!?

どうしてだ!?意識はあるのに手足が思い通りに動いてくれない。

それ所か室さんに攻撃をしそうになっている!?

宮田俊哉

いいよータマー

玉森裕太

共倒れになれば後は楽に成功できる

室龍太

.....!!

バン!!

目黒蓮

っ.....!!

室龍太

これで動きを緩み

室さんは小さな矢を俺の腕に打つ。

目黒蓮

っ.....

一体何が起きたんだ!?

何が原因なんだ!?

室龍太

目黒!!読心でキスマイの2人のどっちかの心を読め!?

室龍太

読心なら能力を解除をできると思う!!

目黒蓮

.....!!わかりました!!

玉森裕太

.....!!

宮田俊哉

タマ!!心の思っていることを隠して!!

玉森裕太

うん!!

一体どっちの能力なんだ!!

.....

目黒蓮

字が見えない.....

心の字がどっちも見えない。

これじゃ能力の解除ができない。

玉森裕太

読心が使えてないみたいだ

宮田俊哉

ガヤさんの言葉を信じてよかったー

目黒蓮

どうすれば!?

俺は読心でもわからず混乱していた。

パッ!!

玉森裕太

しまった!?

俺が持っていた馬上鞭が偶然スクリーン映像のボタンを叩いてしまい。

映像が彼に照らしてしまった。

目黒蓮

あれ

室龍太

動きができるようになったか

その瞬間体が急にいつも通りに戻った。

室龍太

目黒!!彼はただ矢印で軌道を変えることなく

室龍太

他者の体に矢印を巻き付けて行動不能にさせることができるんや!!

玉森裕太

.....!!

目黒蓮

だから俺の体は.....

室龍太

矢印を抜けるためには照明など強い光を彼に照らしたら解放できるんや!!

目黒蓮

じゃあさっきのスクリーン映像の照明で解放できたですか!!

室龍太

馬上鞭が役に立ってよかったな!!

室さんは彼の能力をわかりやすく説明してくれた。

さっきスクリーン映像のボタンを押したおかげで解放ができたんだ。

宮田俊哉

ちょっとー!!異能者は俺もいるよー!!

室龍太

コピーしかでけへんお前に用はあれへん

宮田俊哉

俺に向かって口悪くない!!

室龍太

.....

バン!!

室と宮田と対峙する。

宮田俊哉

ぉわっ!?

室龍太

武器をないけど身体能力は高いな

宮田俊哉

貴方に褒められても嬉しくないなー

ばっ!!

室龍太

.....!!

室龍太

危なかった

宮田俊哉

俺もそろそろ本気を出さそうかー

室龍太

っ.....!!

ガン!!

ばっ!!

宮田は本気に出し格闘技の技を室に攻撃をする。

宮田の手足の動きが早く室は武器で攻撃をすることができなかった。

室龍太

思ってたより早いっ...!!

宮田俊哉

キスマイの№3だからねー

宮田俊哉

異能は皆より劣るが身体能力だけ皆に勝ってる自信はあるね

室龍太

っ.....

室の能力は能力を無効化するだけで身体能力を無効化することはできなかった。

室は宮の本気に焦り出していた。

ガン!!

室龍太

ゴホッ!!

宮田俊哉

蹴りが腹に命中したか

室龍太

ゼェゼェ.....

宮田の足蹴は室の腹に命中する。

室は腹の激痛に片腕を押さえて宮田を見る。

目黒蓮

室さん!!!!

室龍太

だっ大丈夫や.....

室龍太

目黒は敵に集中しろ!!

玉森裕太

よそ見していると矢印が体に巻き付くよー

目黒蓮

っ.....!!!!

ばっ!!

彼らと違ってこの人たちも強い。

俺と室さんが戦っても一向に勝ち目が見えてこない。

~~♪~~~♪

宮田俊哉

うわあああああああああ!!

玉森裕太

なんだ!!!?衝撃波は!!!?

目黒蓮

これは一体!!!?

室龍太

文一くんの異能や!!!!

どこからか強い衝撃波が響き、皆吹っ飛ばされる。

突然のことで皆パニックになりだす。

今の音はなんなの!?

浜中文一

るーた!!目黒!!助けにきたよ!!

目黒蓮

浜中さん!!

浜中文一

今のは俺が持っとったシンバルで強い衝撃波を出したんや

近くに浜中さんが立っており手にシンバルを持っていた。

今のは浜中さんの能力だったの?

室龍太

文一くん康二はどうしたん!?

浜中文一

大丈夫や!!俺しか開けられへん特集ケースに入れとるから襲われることはないで!!

康二

...zzz

外には特殊そうなベビーケースに康二が眠っていた。

玉森裕太

マズイ!!赤ん坊をだけでも持って行かないと!!

ビューーーーーン!!

玉森は自身の能力で攻撃に向かおうとしていた。

目黒蓮

.....!!

目黒蓮

ダメ!!!!

ばっ!!

いくら特殊なベビーケースでも能力に当たれば大変なことになる!!

俺がどうなってもいい、だが康二だけは!!!!

室龍太

目黒!!すぐに耳を塞いで!!

目黒蓮

えっ?

室龍太

文一くんの異能が発動するのよ!!

目黒蓮

わっ.....わかりました!!

浜中文一

キスマイよ俺の異能で深い眠りにつくとええ

浜中はリュックサックからフルートを取り出す。

~~♪~~~♪

宮田俊哉

こっこれは.....

玉森裕太

つっ強い.....眠気が一気に.....

ばたん!!

宮田と玉森は浜中の能力で深い眠りについてしまった。

目黒蓮

はぁはぁはぁ.....

ねっ眠っている.....

たっ助かったの.....

室龍太

ここまで来れば大丈夫や

目黒蓮

そうですねこんな山奥ならキスマイも気づかないと思います

浜中文一

ぼちぼち満月が出てくる時間や

俺らは遠く遠くの山奥へ進んだ。

日も大分過ぎていき夜になっていた。

室さんが言っていた今日が満月の日に康二は元に戻る。

室龍太

.....

目黒蓮

.....

雲に隠れていた満月は出だしている。

康二

うぅ.....

室龍太

力が消えていとる

目黒蓮

康二.....

浜中文一

康二くんは大丈夫やから

目黒蓮

はい

康二の体は光に輝きだした。

俺は康二が消えてしまうかと不安で見ていた。

康二

うー.....

目黒蓮

こっ康二.....

あの時のように康二を失いたくない。

お願いだから康二頑張って.....

浜中文一

頑張って康二

康二

うぅ!!

室龍太

康二.....

目黒蓮

康二頑張って!!

康二

うわあああああああああ!!!!

ピカーーーーーーーーーーーー!!!!

康二の体は真っ白な光に包まれた。

そして.....

向井康二

.....

目黒蓮

こっ康二.....

光の中から俺の知っている゛向井康二"が現れた。

藤ヶ谷太輔

赤ん坊が元の姿に戻ったか

横尾渉

等々この日がやってきたな

木の枝に藤ヶ谷と横尾は赤ん坊だった康二が元の康二を戻った所を見ていた。

藤ヶ谷太輔

タマと宮田は潰れたから

藤ヶ谷太輔

そろそろ俺らの出番よなわったー

横尾渉

うん残ったのは俺らしかいないもの

藤ヶ谷太輔

じゃあすぐに俺らが行こうかわったー

横尾渉

うん

藤ヶ谷は目黒と室を見ていた。

スッ

藤ヶ谷は横尾のシャツに手をかける。

横尾渉

太輔、こんな所でやらないで

横尾渉

地面に落ちるだろう

藤ヶ谷太輔

バレってた笑

横尾渉

太輔の行動はすぐにわかるから

藤ヶ谷太輔

.....

藤ヶ谷は手を離し再び目黒を見る。

3章 完結

オレンジ石と2人の冒険

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続き楽しみピーマンでありまth.ᐟ‪

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