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なんでタ ヒんだんだよ
桜愛。
イザナ
あれは梅雨の時だった。
真一郎がタ ヒんで何もかもどうでも よくなった俺は
最期にもう一度桜愛に会いたくて 施設へと訪れた
イザナ
先生
先生は少し躊躇った後、 住所を教えてくれた
俺は後で先生が躊躇った理由を知ることとなることもしらずに
イザナ
ピンポーン…
イザナ
たまりにたまった郵便物
積まれた缶や瓶
それを見ればいつもの俺なら 分かるはずだった。
イザナ
けど、桜愛に会いたいという一心で 俺は頭の警告を無視した
ガチャッ
イザナ
イザナ
イザナ
入った瞬間、そこは アルコールの匂いが充満してた
イザナ
モブ
そこにいたのは 不潔な小太りの男だった。
イザナ
モブ
モブ
モブ
イザナ
信じられなかった
…いいや、信じたくなかった
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
頭では分かってた。けど、
桜のように眩しいあの 可憐な少女を俺は諦めきれなかった。
モブ
モブ
モブ
イザナ
イザナ
モブ
モブ
モブ
モブ
イザナ
その瞬間目の前が真っ暗になった
気付いたら俺はその男を殴りこ〇してた
イザナ
イザナ
イザナくん
イザナ
なんで俺の周りはこんなに 嘘つきなんだよ
ずっと一緒って約束したじゃねぇか
桜愛の嘘つき…
桜愛(さくら)
イザナ
だから、驚いたよ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
そこには咲くはずのない あの頃と変わらない可憐な桜が咲いていた。
イザナ
マイキー
イザナ
マイキー
マイキー
武道
イザナ
イザナ
イザナ
そんなの関係ないよ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
…あぁ、そうだったな
そんな突拍子もないこと言い出す 桜愛が愛おしくて
大好きだったな
鶴蝶
鶴蝶
うるせぇな
静かにしろよ…
桜愛(さくら)
イザナ
鶴蝶
鶴蝶
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
鶴蝶
イザナ
鶴蝶
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
鶴蝶
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
(桜愛が2人の背中を押す)
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
(桜愛がイザナを抱きしめる)
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
……。
イザナ
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
(桜愛が立ち上がる)
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
(桜愛がイザナにキスをする)
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
イザナ
イザナ
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
桜愛(さくら)
千冬
マイキー
鶴蝶
イザナ
全身痛ぇ
……けど
イザナ
イザナ
鶴蝶
鶴蝶
マイキー
マイキー
イザナ
病室の窓から見る桜は散ってきていて、間、間から枝が見えてきていた。
いつもなら4月中旬頃までは満開のはずなのに今年は4月上旬が見応えで
去年よりも早く散ってしまったらしい
そういえば、こういう桜を "徒桜"と言うと昔、桜愛が言っていた。
"徒桜"の隙間からは初夏の 甘酸っぱい匂いがしていた。
君の居ない初夏の香りが。
"徒桜の隙を明く"
〜END〜