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主。
主。
⚠️ Atのことが好きな嫌なモブが出てきます!!⚠️
主。
主。
主。
先日自分はMzのことが好きらしいと自覚してから、 Mzがさらにキラキラして見えるようになった俺は、Ktyに投げかけられた 質問について考えていた
At
その答え自体は、意外と早く出た
At
それが恋からくるものだと、断言できない
At
At
At
俺がKtyのことを好きになった時は、自覚なんてとても簡単で、 自分がKtyのことを好きかどうかはすぐにわかった
あの頃はまだ純粋で、彼に焦がれる気持ちには、 Mzに感じているような過度な執着が混ざっていなかったからだ
At
この気持ちに辿り着くまでに、いろいろな気持ちが 混ざりすぎてしまったからだろう
At
At
At
と、そこまで考えて、俺は道の先にMzとAkPrを見つけて、 考えていたことを後回しにして大好きな親友と大事な友人達(リア充)に 声をかけることにした
At
Ak
Pr
At
At
Mz
Ak
Pr
At
Mz
Ak
Pr
Mz
At
Mz
Ak
Pr
Mz
At
Mz
Mz
At
At
Mz
At
Mz
Ak
Pr
Mz
Ak
Pr
Mz
At
At
今日は俺もMzも普段と比べて講義の数が少なかったので、 お昼前に集合して一緒にファミレスで昼食をとったあと Mzの質問に対応することにした
At
ただ2人でお昼を食べに行くだけだというのに 変に自分の見た目やらなんやらが気になってしまっている自分に呆れるが、 こういうところも恋の一面であると俺は知っている
At
しばらくMzを待つが、集合時間から数分経っても Mzは現れないし、メッセージの既読もつかない
At
At
At
At
At
Mz
このあと大好きなAtとの約束があるオレは、 上機嫌に鼻歌を歌いながら筆記用具を片付けて帰る準備をしていた
Mz
そのおかげでAtと2人で過ごす時間を増やすことができたと思うと、 努力してレポートを書いた自分を褒めてやりたくなる
Mz
Mz
いつもオレの心を揺さぶってくる初恋の男のもとへ行こうと オレが講義室をあとにしようとすると、 いつも隣の席に座る美人な陽キャが声をかけてきた
モブ女
これから少しでも早くAtに会いたいというのに 今日に限って声をかけられて、オレは内心イラっとしながらも 一応笑って対応する
Mz
用件なら手早く済ませてくれ、というニュアンスを 少し込めながらそう返すも、向こうはそれをわかっていないようだ
モブ女
Mz
モブ女
Mz
少し待たせてしまうかもしれない、という旨を Atに連絡しようとしたが、なぜかこいつに止められてしまった
Mz
モブ女
Mz
その女についていくと、連れてこられたのは人気の少ない 大学の中庭、もといAtがKtyに告白した場所だった
Mz
Mz
Mz
モブ女
モブ女
Mz
モブ女
モブ女
Mz
モブ女
Mz
モブ女
モブ女
Mz
痛いところを突かれてオレが言葉に詰まっていると、 目の前の女はヘラヘラと笑って続ける
モブ女
モブ女
モブ女
Mz
Mz
きっとオレが何をしてもAtはドキドキなんてしてくれないだろうし、 努力はしてもオレの方を見てくれる確率は限りなく低いだろう
Mz
今まで、Atに執着してもらうためにいろいろな手を尽くしてきた
KtyとTgに、「2人が付き合ってみればいい」と言って2人を誘導したり
恋心が叶わなくて苦しむAtの弱みにつけ込んで、彼の心を堕としたり
かなり大胆なことをしてきたことは自分でもわかっている
でも、オレには堂々とそういうことができるほど自分に自信がなくて
Atに甘いワナを仕掛けるたびに、自信のない自分が顔を出した
オレはどうしてもAtの執着が欲しかったから自信のない自分を 無視して大胆なことをしてきたが、こういうものは無自覚のうちに 自分の心にたまっていくものであるということを失念していた
だからだろうか、今まで置き去りにしてきた劣等感が あふれてきて、泣きたくないのに勝手に涙が出てくる
モブ女
モブ女
Mz
おそらくAtやKtyなら、 ここで気丈に振る舞ってにっこり笑って言い切るのだろう
Mz
でも、オレにはそんなことを告げる勇気はなかった
Mz
言い返さなければいけないのに、 最近勇気を使いすぎてしまって何も言えない自分に腹が立つ
それが悔しくて、また涙が出てくる
どうしよう、と思って下をうつむいたとき、 いつもオレのことを助けてくれる大好きなあいつの声が鼓膜を揺らした
At
Mz
モブ女
モブ女
モブ女
At
At
モブ女
At
At
そう言いながらAtはオレの前に立ちはだかって、 相手の方をキッと睨みつける
At
モブ女
At
At
At
何かを言おうとするAtにすっと優しく耳を塞がれて、 オレの聴覚は完全に封じられる
Mz
At
At
At
モブ女
At
Mz
オレがそう言うと、Atは優しく微笑んで手を離してくれた
それに対して少し寂しいな、と思うが、 流石に聴覚が封じられているのは困る
At
At
Mz
オレの返事を聞いて嬉しそうに笑ったAtは、オレの背中に腕を添えながら 回れ右をしたあと、後ろで立ち尽くす彼女に向かって 少し圧のある笑顔を向けた
Mz
Mzの腕を引きながらファミレスへ向かう道を歩いている俺は、 先ほど見つけた答えを再確認していた
At
あの女がMzに「好きでもない子」って言ったのが聞こえた時、 違和感とその言葉を否定する気持ちが心の中で吹き荒れていた
気がついたら、「大好きすぎて狂いそうなほど愛してる」と口走っていた
Mzを傷つけたあの女に対して、とめどない憎しみがあふれてきた
At
もし、Mzの好きな子がMzと両思いになって、 Mzに応援してくれと頼まれたら。
At
でもそれ以上に、俺以外にMzが心を奪われるのは嫌だと思った
誰にも、譲りたくない
At
逆にMzが俺のことを好きになってくれたら、と考えると、 もしそうなら自分はなんて幸せ者なんだろうと直感的に感じた
At
あの日感じた“NO”は、恋心と執着心が混ざってできている。
At
俺はMzに異常なまでに狂って、溺れている。
At