莉犬side
俺は今日も訓練に励んでいた
戦地で戦っているなーくんを思いながら
早くなーくんに会って一緒に戦いたい
そして、生きてみんなのもとへ帰りたいと考えながら
訓練に励んでいた
莉犬
莉犬
兵隊
莉犬
莉犬
莉犬
上官
上官
上官
莉犬
上官
上官
莉犬
上官
莉犬
一緒に帰ろうって約束したのに
莉犬
莉犬
上官
上官
上官
上官
莉犬
上官
上官
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
そっと遺書を開くと
そこには、丁寧ななーくんの字が並んでいた
莉犬くんへ
これが届いてるってことは、俺はもういないんだろうね
なーくんね、特攻隊に選ばれたんだ
自分でもびっくりしたよ
どうしてって何度も思った
でも、もう運命は変えられないよね
みんなのもとへ帰りたかったけど
無理みたい
ごめんね
約束1つ守れないお兄ちゃんで
一緒に帰ろうって約束したのに
守れなくてごめんなさい
こんな俺が頼めることじゃないけど
莉犬くんは、たくさん生きてね
この戦争を、生き延びてね
俺がいなくなったからって
へこまないで
大丈夫
莉犬くんなら
絶対絶対、大丈夫
お兄ちゃんはいつでも応援してるよ
ずっとずっと、大好きだよ
ななもり
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
その日は、涙が枯れるまで泣き続けた
コメント
17件
やばい泣けるどころじゃない
ただでさえ涙が出てくるのに上官が優しい(?)のがまた泣けてくる(´;ω;`)
莉犬くんの気持ちがなぜわかるぅーーーーーー!!!!!!(泣)