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コメント
7件
新しいのもおもしろいです!私も刀すきなんですよ~!
なんか… 切ない(´;ω;`) 鬼滅で言うとしのぶさん…っぽいストーリー(すみません)
万里
万里
私は目を覚める。
万里
万里
私がいたのは布団の上だった。
紫音
万里
紫音
万里
万里
紫音
紫音
万里
紫音
万里
万里
紫音
紫音
紫音
万里
紫音
紫音
紫音
万里
万里
紫音
紫音
万里
万里
紫音
紫音
万里
紫音
紫音
紫音
紫音
万里
紫音
紫音
万里
万里
紫音
紫音
万里
紫音
万里
紫音
万里
紫音
紫音
紫音
万里
紫音
万里
そう言うと紫音さんは部屋から出て行った。
万里
万里
万里
私は部屋から出た。
部屋から出るとそこは長い廊下。
廊下を突き進むと、そこは縁側だった。
万里
ヒュン!
刀を振る音が聞こえる。
ちらっと見るとそこには紫音さんがいた。
紫音
紫音
万里
紫音
万里
万里
紫音
紫音
万里
万里
紫音
紫音
万里
紫音
万里
紫音
紫音
万里
万里
紫音
万里
紫音
紫音
万里
万里
紫音
紫音
万里
万里
私はにへぇと笑った。
それから紫音さんは親身になって
私を育ててくれた。
紫音さんは言ってた。
鬼と仲良く暮らしたいなって。
私は意味がわからなかった。
なんで?と言ったら
紫音さんは笑いながら
鬼でも優しい鬼もいるもんだよ
って。
正直変なのと思ったけど
紫音さんの考えだから
私がどう言っても仕方がないよね。
傷は後少しで治りそう。
本当なら、今すぐにも刀を教わりたいけど
紫音さんが
傷口が開いちゃうから駄目だって
早く教わりたいのにな。
紫音
万里
万里
紫音
紫音
紫音
万里
あの日からは
紫音さんの稽古を見るのが日課になった。
紫音
万里
グチャ…
万里
紫音
私は音の方に顔を向ける。
そこにはー
万里
紫音
そこには紅い羽織を羽織った鬼が。
紫音
紫音
万里
紫音
万里
紫音
万里
万里
私は急いで屋敷から出た。
屋敷からは何かが壊れる音が外に響いてた。
万里
万里
恐る恐る私は屋敷の中に入る。
万里
紫音
万里
急いで紫音さんの声がした方に向かう。
万里
紫音
そこには血だらけの紫音さん。
万里
私は紫音さんのところに駆け寄り、紫音さんを 抱える。
紫音
万里
紫音さんは血だらけになりながらも
私に微笑んでる。
万里
紫音
万里
紫音
万里
涙が一つ一つと溢れ出る。
紫音
万里
紫音さんの腕が力なく垂れ下がる。
万里
怒りがふつふつと湧いてくる。
殺すー
破滅してやると…
私はこの時、鬼への復讐すると誓った。
あの日から
僕は紫音さんのことを真似るようになった。
羽織も紫音さんと同じ、紅い線が入った羽織。
刀も紫音さんと同じ波模様の刀。
一人称も私から僕にした。
でも、たった一つ
真似られてないところがある。
それは
鬼に、対しての感情だ。
紫音さんは鬼に対して温情を向けてたけど
僕はその気にはならない。
鬼に妹をころされて、さらには恩人もころされて。
今の僕には恨みと怒りしかない。
万里
僕は縁側に座りながらため息をつく。
万里
あの遠い空を見ながら、そう呟いた。