渡辺翔太
慣れない山道と不思議な出来事に疲れが溜まって家に帰ってきてすぐにソファに身体を沈める
あれから、3人ともあの声が聞こえることはなく、力の抜けた身体も少ししたら元に戻った
あれは一体なんだったんだろう………
渡辺翔太
声を欲しいと言っていた
2人に聞くとあべちゃんは“頭“、ラウは“足”と言われたと
あの声を思い出し、なんとも言えない恐怖で寒気がした
時刻は午前0時45分
遠方のロケで疲れた俺は気付けばソファでだんだんウトウトしていたーーー
あぁ……シャワー浴びなきゃいけないのに………
渡辺翔太
ふと目を開くと、何故か森の中に立っていた
確かに家でソファに座っていたはずなのに
阿部亮平
渡辺翔太
背中から聞こえた声に驚いて振り向くと、そこには阿部ちゃんが
阿部亮平
渡辺翔太
阿部亮平
渡辺翔太
阿部亮平
??
渡辺翔太
阿部亮平
と、突然離れたところから悲鳴が
渡辺翔太
聞き覚えのある声に阿部ちゃんと顔を見合わせる
木々が揺れ、そこから現れたのは……
ラウール
渡辺翔太
阿部亮平
ラウール
渡辺翔太
ラウール
阿部亮平
ラウール
阿部亮平
渡辺翔太
イタ
あべなべラウ
突然耳元で聞こえた声と背中に感じる気配にゾワっと全身の毛穴が開く感覚がした
阿部亮平
ラウール
渡辺翔太
逃げる間もなく後ろから何かに強い力で首を絞められて、足が地面から浮く
渡辺翔太
ソノ声チョウダイ
渡辺翔太
ラウール
苦しい
息ができない……!
これは、本当に夢なのか………?
だって………
このままじゃ……
俺……本当に……
死………
阿部亮平
涙で歪んだ視界に阿部ちゃんが駆け寄ってくるのが映る
阿部亮平
俺の後ろの何かに向かって手を振り上げ殴りかかる阿部ちゃん
だけど、首にかかる力は全く弱まることはなかった
阿部亮平
ラウール
渡辺翔太
ラウール
渡辺翔太
このままじゃ、みんな殺されてしまう……
薄れていく意識の中、ラウールの後ろに黒い影が現れ、光る何かを振り上げているのが見えた
阿部亮平
後ろからグシャッという音と共に阿部ちゃんの声
ラウール
目の前のラウールが赤い飛沫をあげているのを最後に目の前が真っ暗になったーーーー
コメント
2件
続き楽しみにしてますー
長編が🔞入り始めたらスランプ突入ww書けな〜いっ😭 明日、やっと1人でゆっくり休める休みだから頑張る💪