コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
??side
目を瞑り、その時を待つ。
アンカーとしてバトンを受け取るその時まで。
あと、数秒、、、
目を開き走り出す。
隣の彼も走り出した。
距離は僅差。
少しだけ彼が前に飛び出ている。
___負けられない
黄神
その時、聞こえたのだ。
、、微かに、今。
目の前のゴールテープに二人で飛び込む。
勝ったのは、、、、、
るぅとside
青猿
体育祭も終わり、片付けをしているところにころちゃんが笑顔で駆け寄ってくる。
黄神
青猿
椅子を運びながら愚痴をこぼす彼の言葉で僕の頭に思い浮かぶ先程のリレー。
___そう、ゴールテープを切る瞬間、微かにさとみくんが前に立っていたのだ。
結果は白組の逆転勝利。
残念ながら僕たち赤組は敗北してしまった。
黄神
青猿
黄神
青猿
突っ込みを入れられ、笑い合う僕等。
そんな時、ふとなーくんが目に入る。
黄神
彼はモジモジしながらジェルくんと人気にない所まで歩いていく。
黄神
青猿
黄神
話しかけようと声を上げるところちゃんに指で制止され、2人で彼らを見つめた。
黄神
そこで僕もやっと現状を理解し、片付けを再開しようとする。
黄神
青猿
僕等は自然な感じで隣に並び、彼らと反対方向に向かって歩き出したのだった。